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記事78:我らギリシアバイク12神

現代日本の一般的な会社においては、30代前半でも「若いねぇ〜!」とか言われる。危険な一般化をした気がするが、そのまま置いておく。
10代とか20代前半ぐらいまでは、テレビで見る若手芸人が芸歴10年、30代半ばみたいなのを見ては「もう若手じゃないだろ」と思っていた。

でも意外と現実だった。そのことに気づくのには思ったより時間がかかった。擦られ尽くされた話だが、昔は30代ってこんな感じだと思っていなかった。この表現にはいい意味も悪い意味も含んでいる。

会社の中で若いと言われることにもまた、いい面も悪い面もある。チャットツールでしかやりとりをしていなかった他事務所の人から、今日はじめて内線がかかってきた。こちらが名乗った途端、おそらく声で僕の方が若いと察したのだろう、やや舐めた対応をしてきた。こいつ、年下と分かったらこういう対応するタイプの奴か。
管理系の部署でその対応はどうなんだろう。ぜんぜん詳しく知らないし知ろうとも思わないが、社内の年下の奴にだけ上から目線で振る舞うのは残念すぎる。
客前では丁寧だけど社内では偉そう、というタイプとは比べ物にならないくらい残念だ。

うちの会社の管理系の部署にはこの手の人間が多い。ザ・お山の大将だ。
むかし、現場を担当する部門の部長が管理系の部署の人に放ったキレ方が忘れられない。
「お前らは俺らの申請を返却するのが仕事なんか!ただ昼飯食いに会社来とるのと変わらん!」

いやまあ、お互い言い分はあるのでしょう。うん。
「昼飯食いに会社来てる」はだいぶお気に入りフレーズだ。

鎮座DOPENESS『100%RAP』

キャリアのわりにはリリースの少ない鬼才。このアルバムを出す前の自主制作EPをちゃんとリアルタイムで買ったのは自慢だ。自慢する相手がいないけど。

これが100%RAPと言われたら世のラッパーがしているのは何なんだ。
先月バトル復帰し、素晴らしい成績を残してくれた。来年頭のKOK本戦もかっさらって、UMBとKOKの2冠へ。楽しみにしている日本語ラップファンが全国にわんさかいるだろう。

それにしても、フリースタイルラップが日本一うまくても優勝賞金300万円だ。歌が日本一うまい人、ギターが日本一うまい人。比べるまでもなく、まだまだ発展途上のジャンルだ。

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