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記事54:革命はテレビには映らない

人に急かされるのが嫌いというか苦手というか、まぁ嫌いだ。焦ることもあまりなく、それは冷静でいいことだと思われるかもしれないが急かされても焦らない。

自分に非がある場合は別だが、知らんがな、という理由で急かしてくる人や必要以上に急かしてくる人には、逆にギリギリまで対応しないでやろうかと思ってしまう。(こういう思考だから給料が一向に上がらない)
月末と下期のはじめということで、この1週間は本当に急かされ続けていた。たぶん師走より業務がぐちゃぐちゃしていた。

しかも急がせてくる人は、社内の人ばかりだ。申し訳ないが立場の違い上、こちとら社内の業務は一番後回しにする気満々である。それをやっても売上が上がるわけでもなし、やらなかったからといって損が出るわけでもなし。「決まりなので」やるしかないというやつだ。
愚痴日記になりつつある。自重しよう。自分が向こうの立場だったら、きっと同じように社内の各部署に催促の電話を入れまくっているのだろう。でも前にも書いたが、給料が変わらないなら客先からプレッシャーを受けるよりも社内に電話しまくってる方がいいかもしれない。単純作業はけっこう好きだ。

ああいう人たち(言い方超失礼)は、どういう基準で評価されているのだろう。催促がうまい人ほど上に行くのだろうか。
前に社内の「催促王」みたいな人と話したとき、「相手に嫌われてもいいから正しく仕事をするのがモットー」というようなことを言っていた。ちなみに僕はその人のことは、すごく苦手だ。取引先にいたら一番アレなタイプだ。
「イレギュラーをお互い出来る限り認めて、良好な関係を築く」のが僕の考えだ。持ちつ持たれつというやつだ。まぁ、社内の業務にこれを持ち込むとシステムが崩壊してしまうというのは分かるけど。

でも催促王は僕より20歳以上年上のベテランだ。僕もいつしか、催促王の考えに近づいていくのかもしれない。考え方が変わることは悪いこととは思っていない。というか、変わらない方がおかしい。
とりあえず今は、催促王の思考に近づいてしまうその時は、後輩から牽制球をもらいたい。きっと「持ちつ持たれつ」に帰塁するから。

shing02『緑黄色人種』

アルバムタイトルからして危ない匂いがしているが、中身ももちろん。聴いてると不安になってくるんだけど、引き込まれるストーリーテラーっぷり。このアルバムもまた、日本語ラップファンの間では評価する声が高い。降神の1stも名盤とされているし、そういうとこだぞ〜。そういうとこあるぞ〜、日本語ラップファン。と思う。
けど日本語ラップファンのそういうところが好きだ。

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