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記事33:宿していますか

パソコンで文書を作成することが増え、手書きすることがなくなったとよく言われる。ちょっとしたメモでもスマホで済ませてしまうし、前の上司は「スマホだと打つより音声入力の方が早いから」という理由で仕事中に突然スマホに向かって話し始めたりしていた。
突然話しかけられることが増えて、スマホの方も大変だと思う。

僕はSiriとかの音声入力が苦手なタイプだ。
「Hey Siri!」って話しかけて、認識されず無視されたときのどうしようもない虚無感が苦手だ。
物体に対して「今日の野球の結果教えて」とお願いするのも苦手だ。
こっちが何を考えているかぐらい、分かっていてほしい。

そのうち文字入力も音声ではなく、思ったことが入力される時代が来るかもしれない。
「今の技術でも、脳から何本かケーブルを繋げばできますよ!」と言われても
やる人はあまりいないだろう。
こういうとこに、肉体を神聖なものとする考え方があると思う。

脳だけあれば、身体の他のパーツはいらないですよ。という未来があるとして、脳以外を捨てる人はマッドサイエンティストぐらいだ。(古いSF観)

SuicaなどのICカードはかなり普及しているが、もうカードや端末すらいらないですよ。となったら。
手の甲の静脈で個人を判断する精度がほぼ100%なので、手の甲をかざしてください。
ということであれば、使う人がそこそこいるかもしれない。
手の甲に小さいチップを埋め込めば、カードも端末もいらないです。というのには
抵抗がある人が多い気がする。

スマホはいらないですよ、脳波を読み込むチップを脳に直接埋め込めば。
これも、試す人はだいぶ限られるだろう。

この人工筋肉カバーを腕にかぶせるだけで、あなたの腕力が10倍に!
これは試してみたい人が大勢いるだろう。
身体に実際に手を加えるのか否かは、ひとつの壁だと思う。

手書きが減ったという話のはずが、どこかで曲がるところを間違えてしまった。
ちなみに僕はよく道に迷うタイプだが、明らかに「あ、これ道間違えてるから引き返した方がいいな」
と思っても、意地と恥ずかしさから、とりあえず進んでしまう。
同じ道で引き返すことを拒否し、右に曲がってまた右に曲がることで軌道修正する。

手書きが減ったという話のはずが、また道を間違えてしまった。

たまに文字を書くと、字の調子がいい時と悪い時がある。
体調とか、仕事自体の調子とは別に字の調子というものが存在する。

同じペンで、同じ紙に書いても、日によって調子が違う。
僕は自分の字をうまいとは思わないが、嫌いではない。自分の気に入る字を書けている。
調子が悪い時は、自分が書いたのに人が書いた字みたいだな、と思う。
あと単純に読めなかったりする。

いずこねこ『最後の猫工場』

最初聴いたときの驚きをまだ覚えている。
のれないけどのれるし、途中でいきなりアイドルの部分が顔を出すし。
Maison book girlよりも、エレクトロニカ色が強くて好きだ。アイドル運営特有の、ゴタゴタっとした終わり方のプロジェクトだったのが残念。

あとライブだと声が出てなかったのも残念。

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