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記事79:悪魔も堕天使も

席を譲るべきか迷う程度の年齢の人が前に立っている。そんなとき。
定年を迎えた後も働いてるっぽい人。働いてはいなさそうだけど、僕より元気っぽく見える人。もう、座りたい場合は向こうから言ってきてほしい。ひと言謝ってどきます。

若くたって何らかの事情で立ちっぱなしが厳しいという、逆のケースもあるだろう。ちなみに僕はただ単に体力がないので立ちっぱなしは避けたいが、これは多分適用されない理由だ。

ここ最近、人に興味を持たなければならないという場面がちょくちょくある。正確には仕事をしている以上は興味を持たなければならないのだけどギリギリ必要な範囲で乗り切っている毎日だ。
具体的に書けないのと乱視がきついのでぼんやりしているが、こんなものは後で振り返って
「あぁ、そんな時期もあった」
と思えばよろしい。

自分の毎日がうまくいかないときに、周囲にその原因を探すのは違う気がするし。日々とは気分にまで働く重力との戦いだ、って僕の好きな詩人が言っていた。まったくその通りかもしれない。
そして僕に限っては一晩眠れば、翌朝は少しご機嫌だ。最悪の状況にならなくてよかったラッキ〜!というものだ。最終的には葉っぱ隊よろしく、生きてるだけでラッキーと思えるかもしれない。

午前中の在宅勤務中にZORNの新譜をダウンロードし、午後は休みをとって繰り返し聴いている。自分とはまったく違う生き方をしているけど共感。ことばの力というやつか。

鶴亀サウンド『AWAKENING』

「まとってる空気も全部作品」というお気に入りフレーズが飛び込んでくる。上野のCASTLE RECORDS、しばらく行ってないな。こんなとこにCD屋が!っていう感じで突然現れるのが良い雰囲気だ。

LIBROの活動がまさか2010年代後半からこんなに活発になるとは思わなかった。ずーっと、『胎動』の人として語り継がれていくのかと思ってたよ。トラックメイクだけでなくラップも再開することを勧めてくれた漢には感謝しかありません。

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