嫌いマシマシ愛濃いめの液を目の前で平然と飲み干す君と


寒い朝殺意の朝
昨夜君のほざいた
温まるところで休みたい が罠で
あれよあれよ 為す術もなく
止められるわけでもなく
大人の理性を剥いで女を剥き出しにしたの

汚して数時間経ったシーツの上
生まれたての姿 ワイ二ーダンスをお替り
奪ったのはこちらなのに奪われた気になって
ただいま絶賛悲観中
汚いところ全て晒してやる
けど決して奥まで見せないわ

喜んでしっぽと腰をふりふり
心の中は虚無虚無の虚無
口の中でダンスした後の記憶が無いわ
小指の面して可愛く寝息と中指立ててあげる
君は いついつ 親指の面になる
幼さは奪えても心までは奪えずじまい

大嫌いよ大嫌い、君が大嫌いです
嬉しそうにくちづけをするところが
丁寧に優しく触れるところが
私を昼夜問わず呼び出すところが
何事も無かったかのように振る舞うところが
私じゃない名前を寝言で言うところが

他人の不幸はなんちゃららというから
今日付で他人に戻りましょ
真っ赤っかの知らない人へ
薄っぺらい関係がお似合いよ
今更元に戻ったところで君の
蜜の味なんてもう覚えていなくて

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