もう、意気地無し。
意気地無しなの、私。
人の目を伺って生きてきた。幼い頃は純粋で無邪気にお母さんの言う事を聞いて、思春期になれば周りの影響力のあるクラスメイトの言う事を聞いて、大人になれば自分よりも上の人の言う事を聞いて。自分の意思なんてないみたい。
嫌われるのが、怖いからいい格好をしようとする。少しの仕草や話し方で嫌われたと思っては落ち込む。敏感すぎじゃない?
全員に好かれることは不可能で、嫌われる時は理由もなく嫌われるのだから気にしなくていいじゃん。よくコラムとか、本であるフレーズだし私もごもっともだと思う。
なのに好かれたくて仕方がない。
私のことを好きでいて欲しい。
無条件で私を愛して。
そんな、ありえない世界を望んでは、
現実に戻って絶望する。
別にこの気持ちに対して共感して同情したり、アドバイスをもらいたいわけじゃない。ただ、この気持ちを文として吐き出して私の臆病で弱虫な心を少しだけ奮い立たせたいだけ。
自分の意思で決めることが出来ず、
人生の選択を他人に任せる事から
脱却できるよう。
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