Laifu 2

するりとxxのシャツの中に指を滑り込ませる。

滑らかな肌。
少し湿ってひんやりとした肌。
走るのを止めたから体温が上がってくる気配がしている。

いや それだけじゃない。。。

僕の腕の中で、彼は発熱している。
身体の芯が震えて、心が震えてー。

そして、僕も同様に発熱していた。

二人を隔てるものがなくなっていく。

ああっっ!
xxが僕の胸に顔を擦りつけて短く叫び
腕が縮こまって僕のシャツを強く握りしめた

僕の指が滑るとxxの背筋が緊張して硬くなる。
僕の指はそれに反比例してさらに柔らかくxxの肌を滑り続ける。

離れていた間のことを指先で聞き出すみたいだ。
あれからずっーと僕のこと想っていた?
今日逢えることを心待ちにしていたかい?と。

そしてxxは答える。
激しいスタッカートの効いた喘ぎ声としなる筋肉、シャツをくしゃくしゃにする指、熱い吐息そして熱く硬く強張る花心

そんなのはとおに分かっている。
だってほら、xxのへその横にはもうはち切れんばかりの僕がいるから。

君が僕の胸の中に飛び込んできてからまだ全然経っていないのに、もうずっーと抱き合ってたみたいだ。

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