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社長通信vol.38_まだ3月?もう3月?「すぐ始める」のススメ

2月1日からスタートした新宿伊勢丹メンズ館での10連勤から始まり、福岡で開催されたカンファレンスへの登壇や、23時間を快適にするウールTシャツのオーダー会など怒涛のような2月ももう終わり…普段以上に岐阜羽島を離れている時間が多かったですが、マネージャーを中心に皆さんが頑張ってくれたおかげで2月もなんとか乗り切れました。ありがとうございます。

しかし、早いもので1年の16%が過ぎてしまいましたが、皆さん目標に向かってイメージ通りに進捗していますか???ついつい先のばしにしていることもあると思うので、今回のコラムでは「先のばし」について考えてみようと思います。

▼【バリューコラム】「先のばし」について考えてみる

私のすきなコラムに糸井重里さんの「今日のダーリン」というWebがあります。毎日更新されていくので古いものは読めないのですが、1年半前にメモにとっていたものを今日は紹介します。

2018年10月21日の「今日のダーリン」
ぼく自身のなかにも、そういう傾向はあるのだけれど、「先のばし」にする人は、どうしてそうしてしまうのか?逆の人もいる、「すぐにやる人」だ。これはこれで、どうしてそうしてしまうのだろうか。

では、他でもないじぶんのこととして「先のばし」をする理由を考えてみよう。

他にすぐやらなくてはいけない問題がある場合、ついつい先のばしをしてしまう。ただし(笑っちゃいけない)、「すぐやらなくてはいけない」と思いこんでいる問題は、机の周りを片付けることだったり、買いそびれていたキッチンペーパーを買いに行くことや、カメラの電池を充電することだったりする。

次に、それをするのは「なかなか大ごとだなぁ」と思っている場合がある。簡単じゃないぞ、ややこしいぞ、という怖れがある。手を付けてないうちから、難しいと決めていたりする。ちょっとはじめてみたら、解決の道すじがあるかもしれないのに、はじめることを怖がっているので、はじめようとしない。ぼくは、こういう「先のばし」をずいぶんやっている。なにかの話にでてきて「宿題にしましょう」と持ち帰った問題は、けっこうこうなることが多い。ほんとうは、難しそうな問題は、宿題にする前に、糸口だけでも探しておくほうがいいのだろう。

そして、もうひとつは、その問題に取り掛かるためには、じぶんの持っている情報量があまりに少ない、と謙虚に考えて、情報を調べたりまとめたりというふうな、まじめな努力をしはじめるということがある。まだ、それをはじめるには足りないものが多すぎる、と、毅然として問題の先のばしをするというケースだ。書店や図書館にいく、ネットをうろうろする、表や図をつくる、知ってそうな友人に会う…。すばらしいまじめさであり、永遠の先のばし方法だ。

「そんなこと考えてないで、すぐはじめろ!」天の声だ。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。なにかがうまくいかないのは、過剰に感じる怖さのせいだ。

2020年の三星グループのテーマはJUST DO IT!!です。コラムにある「そんなこと考えてないで、すぐはじめろ!」とまさに一緒。

▼「スタートさえすれば、もう終わったようなもの」

私が「先のばし」についてよく思うのは、「スタートさえすれば、もう終わったようなもの」ということ。

始めるまではグダグダと時間が掛かることが多いのに、やり始めるとドンドン仕事を進んでいく感覚があります。「なんであんなにやるのが嫌だったんだろう?」と驚くほどの達成感が得られます。

では、スタートする為に何が必要かなと考えてみると
①人に「やる」と宣言して、近くにいてもらう(見張ってもらう)
②やることを細切れにして、小さい単位でこなしていく(リストアップして、終わる度に線で消していく)
③人と一緒に会議で物事を決めている時は、「詳細は後で…」と濁さず、具体的なネクストステップが決まるまで粘る

などでしょうか…

①に関しては、最近ではこんなのも流行っているみたいです。
「仕事に集中できない人必見!作業スピード3倍になる「もくもく会」が流行るワケ」 https://www.businessinsider.jp/post-206724

もし皆さんにも「先のばしをしない為の工夫」があれば、聞かせて下さいね。一人ひとりの生産性が上がることで、チーム全体がよくなっていく。チーム全体がよくなっていくことで、一人ひとりの仕事の質が上がっていく…そんな良い循環を作っていきましょう!!

▼3月はじっくり種まきを

4月からはケミカルに新卒社員(年末の餅つき大会に来ていたので、なんとなく覚えている人もいるかな。)が2名入社します。彼らが良いスタートを切れるように総務だけでなくみんなでしっかりと準備をしたいと思います。

新入社員が早く戦力になってくれれば、結果として先輩である皆さんの仕事が早く終わったり、新しいチャレンジができるようになります。そのおかげで収益が上がれば、もちろん皆さんの報酬も増えるようになる…ここでも良い循環が作れればと思っています。

未来を見据え、目の前の仕事をきっちりとやり切っていきましょう!!

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