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ひつじサミット尾州2022② 産業観光の先輩RENEWに行ってみた
ひつじサミット尾州2022副実行委員長の岩田真吾です。第二回開催に向けて、今回は他産地の産業観光/クラフトツーリズム見学に行ってきました!
産業観光イベントはコロナ前は全国で約40ヶ所程度開催されていたそうです。
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その中でも質・量共に代表格として有名なRENEWを体験しに、福井県鯖江エリアまで日帰り弾丸ツアーに行ってきました!
アクセス:思ってたより近い
中部エリアからは特急しらさぎに乗るのが便利。僕の地元だと尾張一宮駅からも乗れたりします。2時間前後と、思ったよりアクセス良い印象。関西からも行きやすいらしいです。金沢から福井まで新幹線が伸びたら関東からも来やすくなるのかな。
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駅に着いた第一印象は「え、思ってたより、ちっさ」という感じ。悪い意味ではなく、こういう街が全国規模のイベントを開催できるということに尊敬の念を抱きました。
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ちなみに、ここはJR西日本の管轄なので、JR東海にSuicaなどの交通系ICで入っても出られません。窓口で一旦キャンセルして改めて現金で払います。これはめんどい(笑)
自然風土:適度な田舎感
一緒に回る予定だった今期実行委員長の宮田さんが電車を乗り間違えて遅刻ということで、駅の2階のカフェ(障害者雇用の市営図書館?)でモーニングを食べなら待ちぼうけ。元々モーニングはなかったらしいですが、ブームに乗って開発したとのことです。
*ちなみにモーニングは尾州発祥なんです🐑
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こう見ると山が近いですね〜。駅から見えるのは三里山という山だそうです。
鯖江市は鯖武盆地っていう盆地(山に囲まれた平地)らしく、確かにどこに行っても低めの山が見えました。これも良い意味で「適度な田舎感」があって、旅に来たっていう気持ちが高まりました。
後から聞いたのですが、東京を始めとする都会からの移住者も多いらしく、この「適度な田舎感」は鯖江の強みだなと感じました。
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総合受付:みんな若い!
総合受付は鯖江駅から車で15分くらいの「うるしの里会館」。今回、イベント限定タクシー500円チケットがあったのでタクシーで行ったのですが、バスも本数が多くなさそうなので、やっぱりレンタカー必要かなと。
で、総合受付行くと…スタッフさんが若い!思わず話しかけると、その方は千葉から無料ボランティアで来た大学生とのこと。最初はゲストとして来たんだけど、気に入って翌年からはボランティアに…なんて理想的な循環なんだろ。
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中庭の屋台に「あかまる隊」と書いてあったので店員さんに聞いてみると「僕らは学生ボランティア団体です!」とのこと。ボランティアがちゃんと組織化されていました。凄すぎる。
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ゲストも20代くらいの若い人が多いな〜という印象で、たぶんホスト/スタッフ側が若いからこそ、若い人に響いているんだろうなと。僕は初日の金曜日に行ったんですが、翌日土曜日に遊びに行ったひつじサミットメンバーも「若い女子が多い!」と言っていたので平日/週末による影響もなさそう。(大学生って今は春休みかな?そういうのは影響あるかも?)
個別見学:多様性✖️ホスピタリティ
今回は、
・漆琳堂
・八田経編
・酒伊編織
・BOSTON CLUB
の4ヶ所を回ってきました。
初期から参加されている漆琳堂さんのご案内はわかりやすくて流石の一言。作業しているタイミングに見学できるとは限らないのでわかりやすい写真も用意されていたりして、ホスピタリティを感じました。
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今年初参加という八田経編さんや酒伊編織さんも、それぞれ工夫して自社を伝えようという気持ちを感じました。繊維と言っても尾州とは違うところも多くて楽しくお勉強。これまでRENEWには繊維系の会社はあまり参加していなかったらしく、勧誘もあって少しずつ増えてきたとのこと。
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タクシーの運転手さんに人気のある場所を聞くと、ボストンクラブという眼鏡屋さんが候補に上がってきたので最後に訪問。オシャレサングラスを衝動買い。
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2階には小さなミュージアムが。創業時からのコレクションがオシャレに飾ってありました。
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漆器、繊維、眼鏡など、様々な種類の会社があるのも気分が変わって面白いもの。ひつじサミット尾州も繊維系以外がどう仲間になっていくかは今後の楽しみの一つ。
グルメ:地のものが美味しい
総合受付にはたくさんの屋台&キッチンカー。山うにソフトやサバエドッグなど、地元の伝統食を現代風にアレンジしたものがたくさん。この屋台&キッチンカーを取り仕切ってるのも20歳くらいの学生インターンとのこと。すごい。
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また、夜ご飯は皆さんからオススメいただいた「やきとりの名門 秋吉」へ。じゅんけい、美味い!やっぱり地元の人が行くお店に行くのが、産業観光の醍醐味。
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まとめ:地域の開き方が素敵
地域イベントって言うと、身内受けと言うか、内向きなものになりがち。また、地域の有力者が中心になると、どうしても実行委員会が固定化しがちです。
どちらも見方によっては良い点もあるかもしれませんが、産業観光/クラフトツーリズムとしてはデメリットの方が多そうです。
そういう意味で、RENEWはその名の通り「いつまでも新しい」状態を保っているんだろうな…と感じました。学生は必ず入れ替わるもの→新しい空気が毎年入り続けるよう仕組み化されているんだろうなと。
発起人の新山さんともご挨拶しましたが、元々は移住者とのこと。事務局長は先代も今回も地域おこし協力隊の移住者。立ち上がり当初からずっと移住者と地元民との共創で続けてきたというのが文化的背景かもしれません。とても良い「地域の開き方」だと感じました。
そのせいなのか、他産地からの出展者も。ひつじサミット尾州も次回は相互交流できたら良いなって思いました。
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今回アテンドしてくださったRENEWの皆さん、本当にありがとうございました!この御恩はひつじサミット尾州でお返しいたします〜🐏
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