[基礎][式言語]各キーワードに順序を付けるには?
はじめに
ビューで文書を並び替えるには、[列]のプロパティで[昇順]や[降順]機能を使うことができます。
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しかし[昇順]や[降順]の並べ換えルール以外で、データを並び替えたい場合があります。例えばカテゴリ別に並び替えたい場合に、カテゴリに数字を対応付ける事ができれば、並び替えるさいに役立つでしょう。今回は、式言語の@Member関数を使用した方法を紹介します。
@Member関数を使って、リスト内キーワードに数字を割り振る
沢山の単語を横に並べたデータ(すなわちリスト型データ)に対し、指定した単語が、左から何番目の単語なのかを教えてくれるボタンを作ります。具体的イメージとしては、
「りんご」「みかん」「なし」「柿」「きゅうり」
と並んだ単語のうち、「なし」を選ぶと「左から3番目です」と教えて欲しいのです。
前提として、何らかのアプリの原型を既に作成済であるとします。
Domino Designerを起動し、特定のビューを開きます。今回は[all2]という名のビューを開きました。
そして画面右側の枠内(アクションペイン)で右クリック-[アクションの作成]を選び、アクションボタンを作ります。
ボタン名は「キーワードの順序」にしました。
画面下のスクリプトエリアにコードを記入し、保存して閉じます。
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