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[基礎][LotusScript]コメントの種類、使い方 ~LotusScript編~
はじめに
コメント機能について。今回はLotusScript編となります。他人が書いたプログラムの意図や、自分の書いたプログラムの意図を知らせるために、コメントが必要でした。
【前回の記事】
Step.1 LotusScriptにおけるコメント要素3つ
REM コメントです。
'コメントです。
%REM
コメントです。
%END REM
・「REM 」と書くと、右側が、行の終端までコメントになります。細かいことですが、Mの右となりは半角スペースです。つまり「REM コメント」です。「REMコメント」と書くとエラーになります。「REM コメント」(全角スペース)でもエラーになります。
・上チョンことシングルクォーテーションマーク(')を書くと、REMと同様にコメントになります。なおこの場合は、右隣りに半角スペースは必要ありません。あってもエラーにはなりませんが。'がコメント機能で使えるのは、BASIC系言語の特徴のようです。
余談ですが、「シングルクォーテーション」と「アポストロフィー」の違いって、分かりますか? 前者は引用符。後者は、英語ではdog'sやIt'sといった、省略表現などに使いますね。
Windowsではどちらも「Shift + 7」で出ます。Wikipediaによると、Unicodeでは形が同じだけど、意義は違います。
Unicodeでは、U+2019「’」の文字名称は「右シングルクォーテーションマーク」だが、アポストロフィーが統合されており、アポストロフィーとしても使う。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%95%E7%94%A8%E7%AC%A6#%E5%82%99%E8%80%83)
話を戻します。
・「%REM %END REM」と書くと、複数行をコメントにします。なおこちらの%REMの直後は改行です。改行すると自動で%END REMが追記されます。
次はデバッグ目的でコメントを使う例をお知らせします。
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