めちゃくちゃミニ鬱になったあと、仕事が決まった_2024.4.25
ずっと海外へ行きたい、行くならフリーランスビザもある、学ぼうと思ったら学費も抑えられるドイツだなと思っていた。
時々求人サイトや掲示板を横目に見て、ドイツ語が話せなきゃ。今までの職種ももちろん生かさなきゃと、慎重に、慎重に考えていた。
私は短大からずっとデザインをしている。25歳、社会人は4年目。フラフラいろんなことに手を出しつつ、日本のデザイン業界ってもう値下げが止まらないし、ブラック労働しないと稼げないし、その割にふわふわコンセプト皆無デザインが崇められるし、いつまでもリスペクトのない奴隷仕事だな(※個人の意見です)と不貞腐れていた。それで、海外で働けば何か違うんだろうか、と新しい道を探していた。しかし、英語は少し聞き取れるものの別に職務レベルではないし、実績も微々たるもの。日本で転職をするのも大変なのに、そんなことと諦めていた。諦めないにしろ、時間が必要だと感じていた。
私が突然求人に応募したのは、友達と話をしたのがきっかけだった。彼女は去年、韓国で1年間語学留学を経て帰ってきたところで、花火大会に付いてきてくれた。話をしたのはその帰りだ。特急に揺られながら、いまの生活って苦しいのに何が楽しくて生きてるんだろうね…社会が良くなるのはちょっと待てないよね…早く出ないとこのまま日本が私達の監獄になっちゃうんじゃない?みたいな超暗い内容だったと思う。周りの乗客引いてたと思う。
そういう話をうつらうつらしながら話した。
私はなぜかその後めちゃくちゃ凹んだ。
なんでかわからないほど塞ぎ込んで、仕事を休んだ。(適当な理由をつけて病欠した)
考えた結果、「それでも何も行動しない私って何」と落ち込んでいるのだ…と気付いた。
そして仕事に復帰したあと、昼休みにMixBで求人を調べて、履歴書を送りまくった。それで、返事が来たのは2つ。どちらも日本食レストラン。語学力もスキルもいらない肉体労働。よくある求人だった。片方は連絡が途絶え、ああダメそうだなと諦めたものの、一方はすぐにZOOMで話したいと連絡をもらった。
その3日後、仕事終わりにコワーキングスペースで面接を受けることにした。画面には身ぎれいな日本人の男性が出てきた。後にわかったが、代表取締役だった。
よくある質問を終えたあと。「うん、いいね。たぶん採用するので明日まで連絡を待ってください」と言われ、本当に採用決定。これがスタートになった。
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