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手作り肉まんは本場風に具をシンプルにしちゃえば超簡単&最高に美味しい!!【重要】コツはたったのふたつだけ

つらかった…。

いえ、ふつうはつらくないです。
一見面倒なようですが、レシピの2倍3倍でも作ればもうそれだけで何回分の夕飯のストックですから、何度も食事作らなくて済んで家事の手間がむしろメチャクチャ減ります。

でも…


小麦粉をボウルに入れたところでイースト菌が無いことに気付いて
寒い雨の中、真っ暗の道を傘をさして、往復30分とぼとぼ歩いたのがさすがにつらかった…。


レシピ元はウーウェンさんの肉まんです。

↑レシピの具はネギ+肉ですが、今回はウーさんも推奨の別のレシピの、菜っ葉の浅漬け+肉にアレンジ。ウーさんの粉ものの本は本当にシンプルなレシピなのでぜひ一冊あるといいですね。

【コツ1:肉あんの肉の割合は多めが絶対★美味い!】



餃子でも肉まんでも、重さにして肉2:野菜1くらいにすると、調味料に頼らなくても、旨みの多い乾物を何種類も入れなくても、それでもすごくおいしいのだと、ウーさんのレシピを何度も作るうちにわかってきました。

ただし、ベジタリアンな方、お野菜たくさん食べたい派の方にも超・おすすめはあるのです。

それは、信州おやきのように切り干し大根とにんじん油揚げなどをごま油で炒めた具の肉まんです!ウーさんのレシピにも似たようなのがあるのですが、まさかの超おすすめで、とてつもなく美味しい!(要するに信州おやきに合う具材はぜーんぶ合います。ナスの味噌炒めとか、カボチャとか、キノコの味噌炒めとか…)

話戻って。

具のレシピ


今回の具のレシピはウーさんのアレンジで、
豚バラ250g、
絞った小松菜の浅漬け125g、
オイスターソース適当、
ごま油、
生姜すり下ろし適量、
無添加鶏ガラスープの素少々、
片栗粉大匙1-2杯
の具です。

(塩分は青菜漬けの塩のみ、きつく絞ってから入れる)

小松菜などの青菜の浅漬け塩3%を数日漬けてそれを具にするってことです。幾分チーズ的ななんとも複雑な乳酸発酵のおいしさで菜っ葉だけとは到底思えないおいしさ。(余った小松菜大量消費にもいいですね、肉まんのタネにする程度なら漬物の状態で冷凍も可能なのでしなびる前にとりあえず塩漬けです)

もちろんシンプルにウーさんレシピ通りにネギ&豚も最高!
お店や普段コンビ二で売ってる感じにしたいときはたけのこ&豚!(シイタケ&豚!)

(あえて言えばシイタケ、タケノコ、ネギ(玉ねぎ)を全部入れればさらにお店っぽくはなりますがみじん切りのたけのこと後はオイスターソースなどの調味料をいれればたけのこだけのシンプル配合でもおいしさは遜色ありません!)

(ただしどれも肉2:その他の野菜1の肉多めバランスを守ってね!おいしさの秘訣です)

ウーさんレシピより少し具を多めにしました。でも具が多かったり水分が沁み出ると肉まんに沁みてしまうので青菜を猛烈に絞るか、刻んだ春雨や片栗粉を少し足すと良いです。

あとうーさんレシピは肉まんの大きさが小さめ。本場の家庭料理の正式サイズと思われますが、日本人的にはコンビニサイズより小さいと、家族に『あっ、ちゃんと膨らまなかったのね・・・』みたいな同情の目で見られがちなので8等分→6等分くらいに大きめに分割して丸めましたw

今回は干し椎茸も少し入れましたが、青菜と肉だけでも十二分に旨味がでます。

できれば肉はひき肉でなく数ミリのサイコロ切りにしてから軽く叩くと練り上げた部分とごろっとした部分が入り混じって最高です。包丁で叩いて捏ねる代わりにフードプロセッサーに軽くかけると、練り練りする手間もゼロ

ちなみに、フードプロセッサーはパナソニック一択です!パナソニックしゅごいです。カッターにわずかにカーブが効いているので、ただスイッチ押しているだけで均等に混ざるので、途中で何度もヘラでかき混ぜる手間が一切なし。

混ぜる&すりつぶす&みじん切りだけなら一番安いので十分。厳密には高いののほうがカッターが頑丈で良いものらしいけど充分切れます。


ただ、高いのは鬼のように細かいキャベツの千切りが一瞬でできますので、また冬に「雪見鍋」用の大根おろしが大根一本一瞬でできますので千切りと大量すりおろしにご興味あれば高い方に。


ちなみに生地が余った時は、余った生地の中に黒砂糖と小麦粉を1:1で混ぜたものを包んだ小さいお菓子系おまんじゅう を作って蒸すといいです。ウーさんレシピの黒砂糖まん。私はこれはあんまんより好きなほどです!!!




コツ2…【超重要コツ】肉と野菜を混ぜた後は早めに加熱しよう!長時間置いたらダメ!


ちなみにワンポイントですが、なぜか、餃子も肉まんも、ひき肉と野菜を合わせてからタネを数時間以上放置してから加熱すると急に美味しくなくなります。

だから、沢山肉ダネができてあまりそうなら、餃子でも肉まんでも問答無用で包んでちゃんと一度蒸すなり焼くなりしてしまい、食べるときに蒸し直したり焼き直したりする方が圧倒的においしいんです!

(羽付き焼き餃子でもちゃんと焼き直せますよ)

えーまさか????生のあんをその都度焼きたてに焼いたの方がずっと美味しそうじゃない?って思うでしょう。でも実験すると明らかに一度加熱済みのを焼き直したほうが圧倒的においしいんです!

ふしぎです。理由は解りません!

どうも肉を捏ねたり野菜を混ぜたりしたあと加熱せずに数時間以上置きっぱなしにすると急に美味しさが下がってきて、なんというか、「お母さんの自家製手づくり餃子の味」ではなく、どこか「イマイチなチェーン店のお店のイマイチな餃子っぽい味」になってしまうのです!

なので、一度包んで蒸してから、完成品を冷蔵です!

↓いびつですがおいしいですよ!

わたくしはいつもレシピの2倍量か3倍量作って蒸して冷蔵庫に入れておきます。真冬なら毎日蒸し直しても〇

2-3回分まとめて作ればあまり労力は半分ぐらいで手作り肉まんを数日食べられちゃう。

ひとりの朝ごはん、お昼ごはん、これで済ましちゃおうっと。

「今日は肉まんにします」と言うと家族がお惣菜のシューマイと麻婆豆腐を買ってきてくれました。

感謝!


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