モノが先か?名前が先か?

(2018/12/15に書いた文章)

中学生の頃、国語の教科書にそんな話が載っていたのを覚えています。内容は全然覚えていないのですが、学生時代にふと思い出してからは時々考えるようになりました。
特に何か文献を読んだわけではありませんが、現時点での僕の見解は次のようです。

名前が先
→人間が意図した上で作り出したもの
モノが先
→人間の意図とは別に自然発生したもの。人間が発見する前から存在するもの。

例えば、「自動で卵を割る」という目的がある機械を作る時は、
「全/自動/卵/割り/機」
と名付けてから開発に取り組むはず。

逆に、「新種の生き物発見した!調べたらトゲナシトゲトゲの仲間で、トゲがあるからトゲアリトゲナシトゲトゲという名前にしよう!」
という風に、自然に存在するものには人間が分類する為に名前が付けられるという事です。

では、お店で売られている食べ物はどうでしょう?
・オムライス
→オムレツの中身をライスにしよう
・メンチカツ
→ミンチにした肉をカツにしよう
・うまい棒
→うまい材料が出来たから、これを棒状のお菓子にしよう
というように何か意図があった上で、名前を先に付けて開発したはずです。

そう、肉じゃが等のたまたま完成したもの以外の名付けられた食べ物は、何か意図があった上で開発されたはずなのです。

では、皆さんはこれが何だと思いますか?

画像1

とろ〜りクリームonプリン

これを家で食べながら思いました。
「俺は今、プリンを食べているのではなく、クリームを食べているという事になるのか?」

それではお聴きください。
Man Gave Names to All the Animals
/Jason Mraz

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