存在にありがとう

東京のお盆は7月

祖母宅では今年はコロナで

お坊さんも呼ばないらしい

おばあちゃんもこっちに来てるので

今年は何も出来ないわと言っている

そんな最中、父からメールが届いた

上から目線で人を嫌な氣分にさせる

毎回の文章と文言はある意味天才級

前回の手紙に反発して、絶縁状とも

受け取れる手紙を送ったことに対し

何を言ったかより何の為に言ったか

それが大事だと思っている、ときた

それ言ったらさぁ、パワハラなんて言葉

生まれねーよ、じーさん

言葉で相手を自殺に追い込んでも

アナタノタメダカラ

ワタシハタダシイ

で逃げる奴と同じだよ

とボルテージマックスになりかけた

いえ、一瞬なったけどね

でもむすめさん抱っこしてて思う

おじいちゃんがいたから私がいて

そしてむすめさんがいる

ずっとずっとさかのぼって

ご先祖様たちのおかげで今がある

だからね

どんなに腹立ってもむかついても

存在には感謝することにしたんだ

お父さん、いてくれてありがとう

でもこっちに来なくていいからね

会ったらどうせケンカになるから

そうね、必要なのは

娘と父のソーシャルディスタンス










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