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2022/03/07 京大カレー部に感謝している話

先日TVをみたら、たまたま大学生がカレーを作って販売していた。どうやら彼&彼女達は『京大カレー部』と言う人達らしい。スパイスを組み合わせて美味しいカレーを作り、たまにカレーを販売したり、そのカレーのレシピ本も出している程真剣にカレーに向き合ってる部活なんだそうだ。
京都なんて数ヶ月前から予定をたて、飛行機とJRを使っていかなければいけない場所に住んでいる私。きっと京大カレー部が出店してる場所に行くこともないだろうし、偶然街で販売しているのに出会うこともないだろう。とても残念でならない。食べてみたい。

TVではその『京大カレー部』が出店するためにこれから仕込みをするらしい。大学生のサークルとはいえ、何個もの買物カゴに山盛りに玉ねぎや蓮根や肉などを買出しする姿は業者そのものだったし、山盛りに玉ねぎをみじん切りにする姿はカレー店の店主顔負けの仕込みそのものだし、スパイス調合し油で炒めている姿はこだわった研究者だった。全体的に学生のお遊びでやってる部活ではなく、彼らの本気が伝わるTVの内容だったと思う。

そんなカレー部がさりげなくやっていたこと。

“玉ねぎは水に漬けると皮が剥きやすくなる”

コレだー!!長年の私が悩んできたことの解決方法がわかった瞬間だった。

私は玉ねぎが好きだ。いろんな料理でメインにはならないが、あって欲しい野菜の筆頭。肉じゃがには玉ねぎは必須だし、カレーにもなくてはならない。炒飯だってみじん切りした玉ねぎが入ると甘みとパラパラ感が増すような感じがして、ないよりも玉ねぎが入ってる炒飯の方が断然好みだ。
でもその気持ちを台無しにして玉ねぎはなくてもいいや、とまで思わせるのが玉ねぎの『皮』だった。玉ねぎの皮で染め物が出来たりもして、たまに必要なものかもしれないけど私は染め物をしないので玉ねぎの皮は不用でしかない。そしてその皮は張り付いてむけない厄介モノでしかない。以前TVで頭と根を切り落としてから皮を剥いていたのでそれがコツか?!と試してみたけど、張り付いて皮がちっとも剥けないのは改善されなかった。それが私に取っての憎い奴、玉ねぎの『皮』!!
水に漬けるなんて思ってもみなかった。次回やってみよう。

・・そして玉ねぎの出番がきた。
ちょっとドキドキしながら玉ねぎを水に入れてみる。5分ほど、とはTVで言っていたがせっかちな私は1分ほどで玉ねぎを水から上げた。剥いてみると、張り付くことはなくスムーズに茶色い皮ははずれた。
ヤッター!!!長年の悩みが解消された瞬間だった。こんな簡単な事だなんて。でも全然気づかなかった。

ありがとう京大カレー部。
これからも玉ねぎを剥くたびに京大カレー部のことは忘れないし、感謝の気持ちを抱くだろう。本当にありがとう京大カレー部。
これからも美味しいカレーを作ってください。


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