そのとき私が青春の終わりを痛感した理由
昨夜は仕事の打ち上げであった。東京からもスタッフが名古屋まで打ち上げのために集まってくれた。迎える側の私は完璧な香盤を組んだ、はずだった。
一軒目は味仙に二時間半で打ち上げ感の醸成、二軒目はこじんまりした雑居ビル内の居酒屋で一時間半バラバラに混みいった話をして夜への没入感に導き、三軒目は地下のカラオケバーでゆっくりと酔いをさましてもらいながら最後に歌ってフィナーレ感を演出する、はずだった。
二軒目までは予定通りだった。誤算は三軒目。我々が店に入ってしばらくして20