ミクスのひと
井伊大老が暗殺された時はこんな感じだったのだろうか。
ケネディは、、、
リンカーンは、、、
朝まで元気で活動されてた方が夜には亡くなった。
彼に対して色々な意見があっただろうが、暴力はどんな理由があったとしても良くない。
ニュースで流れる若い時の姿を見た。
政界に対する強い決意と少しの緊張が伺える目をしていた。
彼も人間だったのだ。
ぼくはそれを見てそう感じた。自分と変わらない人だったんだって。
どんな場所でもリーダーっていうのはとても苦労がある立場だ。8年に及ぶ一国のリーダー。その重圧は計り知れない。
みんなが聞いたことあるような経済政策スローガンを掲げて、国のトップとして邁進した。(そのおかげでちょっとした好景気があった。)
誰もつけたがらないようなダサい小さなマスクを配って、それなりに叩かれてた。
人気ゲームのキャラクターになって、土管からでてきた。
様々な意見があるにせよ、国のトップという、とてつもない場所に8年間もいた事が素直にすごいと思う。
憎いから暴力を振るう。
憎いから殺す。
なぜそういうことでしか、解決をしようとしないのだろうか。
もしかしたら、とてもつもなく辛いこと、しんどいことがあったのかもしれない。彼を憎んでも憎みきれないようなことが。でも、殺したらダメなのだ。自分までも悪になってしまう。憎しみからはなんにも生まれない。
そして、この国の人達はあまりにも無関心だ。
一国の元リーダー、射殺されたのだ。一大事だ。
それでも、街には普通の金曜日の夜が流れてる。
SNSにはいつもと変わらない書き込み。
現実では起ってないのかな?って感じた。
しかし、同時に違うことも感じた。
この国は一つ一つのことに反応しなくても、変わらない日常を送れるくらい平和な国なんだって。そのくらい治安がいいんだなって。それはいいいことでもあるのかもしれない。
この国のために尽力した方が亡くなった。
ご冥福をお祈りいたします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?