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傷の舐めあいか?

「そのGAというところは傷の舐めあいをするところじゃないのか?」
12年前、義父に埋め合わせした後、聞かれました。

施設で12ステップを学び、実践を始めたばかりの僕は
「いえ、自分の理解する神を信じ、霊的な成長を目指すところです。」
と答えようと一瞬思いましたが、もちろん止めました。

でもそのかわり
「自分より苦しんでいる人を助けるところです。また助け合うところです。」と答えました。義父は「そうか。わかった。」と言って、僕がGAに行くことを認めてくれました。

 今朝、毎朝書籍を読んで内容を深く理解するAAグループ(HummingBooks)に参加して「アルコホーリクスアノニマスの歴史」(アーネスト・カーツ著)の第9章を読み、解説を聞いたり、意見交換を聞いたりしながら思いだしました。

 今日の内容は「現代は自律と独立を目指す時代であるのにかかわらず、AAは究極的な実在(神)に依存していく」という部分でした。(興味がある方はどうそ土曜日朝6時からのオンラインミーティングに参加してみてください。)

 分厚く難しい本です。でもそこに書かれている内容を解説してくれる人がいて、質問する人や意見を言う人がいて、内容はより理解できます。そして何より自分が理解したことを人に伝える方法を学べることが私には役に立っています。しかし、知識を一生懸命スポンシーに伝えるだけでは、回復にはいたらないと最近わかってきましたが・・・・。

 ミーティングが終わってから、傷の舐めあいというイメージから遠いなぁと思って一人で笑っていました。もちろん、ミーティングやフェローシップは傷の舐めあいという面もあると思います。そこに良さもあるでしょう。
 でも、やっぱり舐めあいだけでは・・・・ねぇ。

ということで、今日の夜は地元のミーティングに行ってきます。
なめんなよ。ニャ―。(古すぎるオジサン)

A.A.HummingBooks公式サイト
https://aahumming.one/

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