推しを推したい…

どうしよう…自分が想像する「幸せな未来」に行き着くには、今みたいに推しを眺め回して考察して描いて書いて発信して楽しんでアヘアヘしていることはできないかも知れない…

という一抹の不安が心を掠めた。そうか私がバカだったのか。

私の推しとは、当代はskullgirlsよりPeacockさん。そう、当代というのは、半年〜2年周期で推しが入れ替わるのだ。

私は単体推しの達人である。(!?
推しのことは隅々まで調べる。どんな細かい台詞でも読む。英語版も読む。お陰で先日のセンターでは英語で7割得点した。リスニングは8割近かった。
私は推しと共に育ってきた。

ご存知だろうか、ポケモンSMクリア後のミニイベントで、ポケモンスクールの教室奥の黒板を調べると、「ククイ博士が昔書いたダメージ計算式」なるテキストが現れるのを。

ロックマンはファミコンカセットのパッケージまでじっくり見た(クラシックコレクション)。
Undyneは日本語版で一周、英語版で一周し各エリアでしつこく電話をかけ全セリフを読んだ。
Peacockは全セリフをシャドーイングできるようになるまで勉強がてら練習中である。

ついでにPeacockはADルームの立ち絵を連打して反応があるかどうかも確認した。なかった。

…病的なもので無いとは言い切れない。思えばこのように推しに執着し始めた頃は、私が孤独な生活を始めた頃と重なる。中2の頃私はクラスで孤立した。軽度な発達障害がありそこそこ変わった趣味を持つ以上仕方のないことではあったのかも知れない。私は神社とかで携帯ゲーム機片手に自転車にまたがり悪ガキと屯するのが好きな女子小学生だった。ADHDの特徴の1つとして会話が面倒くさいので、チャリで走ったりポケモンやってるほうが楽。

私にとって推しとは何だろう。疑似恋愛のようなものには感じるが、いつしか私の推しからは性的要素が消え(ロックマン:ロボット)、性別も関係なくなり(Undyne:レズビアン)、性的嗜好すらどうでもよくなった(Peacock:普通に女)。マジで何なんだ。

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