8月2日月曜日
地下道を通り、下りのプラットフォームへと上がって来た。特別車両がたまに停まるだけの線路を背中にして立ってる。この前のように路線図を見上げたまま立ち尽くさないで済んだのはチケットを買ってもらったため…。姿が見当たらないと思ったら待合室へと入ってた。捜して見付けられたのはその時だけで後は声を掛けられるまでは心細い思いを強いられた。特急へは始発に為ってる反対の駅にて乗った方が座り易いのに何故か行わなかった。
丁字路へと行き当たり、横断歩道を渡ってから右に曲がる。どちらへと曲がっても、橋を渡る事に為るのは何ら変わらない。泥濘を抜けてからは自転車を押して歩いてる。チェーンまで泥が付いてしまい、ペダルが重くなってる。歩道を歩いて車道を通してるのか、車道へと上げて車道を進んでるのか、段差的にどちらなのかをわかっていない。田畑を左手側、車道を右手側へと見据えて歩を進めてたはずなのに歩道にまで売り物を置いてる店舗を通ったら車道が右手側へと変わってた。道路を渡ったつもりなどないのに…。連れが居るのか、居ないのかも、良くわからないほどに慌ててるのかも…。
気が付いたらシートの位置が変わってた。雨によってバス・ツアーのルートが変えられてる。雨の中、降りるのは限られる。蒸し暑さに嘆いてだらしない格好にてシートを倒して脚を投げ出してるのが多く、髪型が決まらなくてブラシを掛けてるのも観られる。トラブルへと巻き込まれつつも、何とか無事に帰って来られた。足の踏み場も無いほどに散らかってる床へは置けず、テーブル代わりの炬燵へと載せた。着替える前にトイレへと入ったら出られなくなった。
雑魚寝してる旅館。部屋数が少ないのに広いために男女の区別がない。暗くて黒く見えてるのか、焼かれてるのか、黒く塗られてるのか、区別出来ない。ゲームより重ねられてる雑誌を読む事を優先させてるのに知らない作品が連載されており、雑誌名が間違ってると疑うほどに目的の作品を見付けられない。行いたい事が異なってるために争いが起こらない。ウォーター・スライダーを滑り降りてるのは繋がりがわからない。実際とは上下線が逆に為ってる。起こり得ない事や曖昧な事柄が多い。部屋が汚れていても、物で溢れかえってる事なんてあり得ない。森を抜けた先に未来的な都市が広がってるのを見付けた。果てしなく地形が変わってるのは『デジモン』から、探索に小蜘蛛を放つのは『蜘蛛ですが、なにか!?』より、来てると思われる。演出的に時間軸がずれてる事が伏せられてるために慣れるまでは展開の把握に手間取った。白の声が悠木碧であるとわからなければ気が付くのが遅れてたのかも…。視点によって前後してる構成を下手に崩すと岡ちゃんの存在意義が薄れる。サイドによって時間軸がずれてる事を途中まで伏せてるのは『ロスト・ソング』が記憶に新しい。個人的には『バッカーノ!』にて慣れていなければ把握するのに苦労したと思われる。ドワーフとは違い、エルフに機械文明のイメージを有していない。しかし、他の種族を見下すために〝白人至上主義者〟と重なる事から悪役でも違和感を生じない。