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第八十一話 プリンを巡る冒険。

どうもこんにちは。
こんにちは、って言っていますが、これを書いている現在の日時は、3月9日(木)午前3時であります。

遡ること2時間ほど前の午前1時。
飼っている猫の鳴き声で目を覚まし、なんとなくスマホを手に取り、Twitterを開き目で追っていたら、色々な方のリノさんのプリンについてのツイートが流れていました。
なかなか入手困難なプリン。
そんな私も販売当日の7日に巡ってみたものの、ついぞお目に掛かることはなかったあのプリン。
自分も今日またファミマをのぞきに行ってみようと思いながら再び眠ろうとした時、これからファミマへ行ってみるというどこかのSTAYさんのツイートが目に入りました。
それは7分ほど前の投稿。
すごい…今、この時間にプリンを探しているSTAYさんがいるんだ。
そうか…よし!私も行ってみようかな?
たまたま偶然、目にしたSTAYさんのツイートが背中を押してくれたかのように、途端にスイッチがカチッと入りました。
幸いというか、夫の仕事が休みに当たっていて、翌朝はゆっくりでも大丈夫だし。
そうなったら善は急げ(善なのか?)だ!と出掛ける準備を整えていたら、うっすら目を覚ましてしまった夫からこちらが何も言う前に
『まさか…ファミマ?プリン?』って聞かれて。
さすがオタクの嫁についてよく分かっているな〜と苦笑。
こんな時間だし一緒に乗っていくかい?って言ってくれたけれど、さすがに巻き込むわけにはいかないので、すまんね!寝ててくれぃ!と家を出ました。

最初に向かったのは家から車で20分ぐらいのところにある市内のファミマ。
デザートの棚を見回すものの、それらしきプリンは無し。仕方ない。まずはお茶でも買って飲もうとレジへ。
代金を支払う時に、意を決して
『すみません。ストレーキッズのプリンって入荷の予定はありますか?』
と聞いてみました。自分にしてはすごく勇気を出した方です。
店員さんはバックヤードに一度引っ込んで確認をしてくれました。
しかし残念ながら入荷の予定は無いとのこと。
でも、それが今日なのか、それとも今後もなのかは重ねてさすがに聞けず、お礼を言って次へ。

2軒目は市外のファミマ。この時点で午前2時近く。店内へ入ると、年配の男性店員さんがおにぎりなどの品出しをしている最中でした。
先程と同様にデザートの棚を目視するものの、やはり無く。そうか〜やはりここでも無いか〜と。それでも一応ダメ元でおそるおそる店員さんに聞いてみました。すると…
『あ〜さっき入ってきてたな』と。
え!え!嘘!自分で聞いたくせに驚く私。
まだ出していないコンテナの中を探してくれる店員さんを呆然と見つめていたら、ハイと手渡されてへなへな〜っとなりました。
『信じられません!夜中にやって来て良かった!ありがとうございます!』とお礼を言って帰宅。

購入直後、嬉しくて真っ暗な車内でパチリ。

またうっすら目を覚ました夫。(何回も起こしてホントごめん)『どうだ?あったのかい?』と聞かれ『あったさー!リノさんのプリン食べられるよー!』と丑三つ時とはとても思えぬテンションで答えると『そ、ソレハヨカッタ』と棒読みで呟き再び眠りに。いやはや、ホントお騒がせして申し訳なかった。

真夜中の一人ドライブ。そんなことをしたのは久しぶりで、ひっそりと静まり返った街を走るのが何だかワクワクしました。免許を取り立ての若かりし頃、運転の練習も兼ねて友人と夜明け前に出発する遠出のドライブによく行っていて、その時の空気感や高揚感を思い出したり。あと、帰り道に4頭ぐらいで道路を横断する鹿に遭遇!リノさんのプリンのおかげで、いつもは深く眠っている時間帯にスリリングで面白い経験が出来ました。

初日にプリンと出会えなかった私に、販売期間中は少量ずつでも日々入荷の可能性があるみたいですよ!どうか出会えますようにと言ってくれた遠くの友人STAYさんありがとう!
真夜中のファミパトでおかげさまで無事、出会えましたよ〜!(私信)

プリンを探しているSTAYさんたち、どうかみんなが入手できますように。

さて。ちょっとだけ仮眠するとしますかね。
長文、ここまで読んで下さった方、ありがとうございます。
それでは、また。