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【男性の育児休業】実際に取得して感じたメリット・デメリット

ご覧いただきありがとうございます。
30代新米パパの「みつ」です。

今回は、実際に育児休業を取得したアラサーパパが考える、男性の育児休業のメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。

まず、結論から申し上げますと、男性の育児休業は、取得できる環境があるのであれば間違いなく取得するべきです。
一方で、実際に取得してみて感じたデメリットも少なからずあります。

これから取得を検討されているプレパパやプレママにとって少しでも参考になれば幸いです。

【男性の育児休業】実際に取得して感じたメリット

  • 子どもの成長を感じられる

  • 夫婦間のコミュニケーションが増える

  • 妻の気分転換の手伝いができる

  • 仕事に対する考え方が変わる

以上4点が私が実際に育児休業を取得して感じたメリットになります。

まず、「子どもの成長を感じられる」についてです。
育児休業を取得して感じた1番のメリットは子どもの成長を感じられることです。
新生児~乳児期の成長は本当に凄まじいです。
3ヶ月頃には体重も2倍近くなり、身長も10cm程度伸びます。
薄毛だった髪の毛も徐々に濃くなり、表情も日に日に変化します。
泣くだけだったのにあやすと笑うようになり、発声もどんどん増えていきます。
細かいことを書き出すと止まらなくなるほど、様々なことが目まぐるしく変化します。

以前、SNSで「仕事をしてお金を稼ぐ満足感よりも、子どもと関われなかった後悔の方が遥かに大きい」という内容を目にしました。
また、私の大学時代の恩師は「子どもが立ったのを知らない」「気づいたら歩いていた」と仰っていました。
以前の私は漠然と「そういうものか…」と思っていましたが、実際に妊娠から出産、その後の育児を経験し、恩師の生活が本当に幸せなのかと疑問を抱くようになりました。
もちろん、幸せの価値観は人それぞれです。しかし、私にとっての幸せは「お金や仕事<子どもや妻」でした。

子どもの成長を感じられ、自分自身にとって大切なことを見直せたのは「育児休業」を取得したからではないかと思います。

2点目の「夫婦間のコミュニケーションが増える」についてです。
他の記事でも再三執筆していますが、子育てを通して私たちは夫婦間のコミュニケーションが増えました。
それは、子育てを通してお互いに悩み、相談し、共感しながら解決してきてからだと思います。
「出産後に妻が冷たくなった」や「妻が別人になってしまった」なんて話をよく耳にします。
女性は出産後にホルモンバランスが非常に不安定になります。もちろんそういった原因もあるかもしれません。
しかし、それ以上に、日々の睡眠不足の中で育児や家事に追われ、孤独感や心細さ、劣等感を感じストレスを感じているのかもしれません。
男性側も、日々の仕事の疲れやストレスからパートナーの話に耳を傾けることが難しくなっているのかもしれません。

私は育児休業を取得し、一時的にではありますが、仕事の疲れやストレスから解放されました。
心に余裕ができ、育児や家事に専念できました。実際に育児や家事を通して、育児の大変さや「名もなき家事」を含めた家事の多さに共感することができました。

夫婦間のコミュニケーションが増え、今まで以上に良い関係を築けたのも「育児休業」を取得したからではないかと思います。

3点目の「妻の気分転換の手伝いができる」についてです。
私の場合、妻の1ヶ月の里帰りを経て3人暮らしをスタートしました。
つまり、妻は出産後の1ヶ月間は義父母のサポートはあるものの、育児に専念していました。
3人暮らしを初めてすぐに…というわけにはいきませんでしたが、私が育児や家事に慣れてきたタイミングで妻が友達と出かけたり、美容院やエステに通えたりと息抜きの手伝いができるようになりました。
以前お話した助産師さんは「出産後の女性は家にこもりがちで、買い物に少し外に出るだけでも気分転換になる」と仰っていました。
男性側が仕事していると、仕事を終え、帰宅後にパートナーに外出を勧めることは時間的に難しい場合が多いと思います。

妻の気分転換の手伝いができたのも「育児休業」を取得したからではないかと思います。

最後に「仕事に対する考え方が変わる」についてです。
先に述べた3点ができたのも、職場が育児休業の取得に理解があったからです。自分がしていた仕事を他の職員たちがこなしてくれているからです。

育児休業という貴重な時間を通して職場に対しても「感謝」の気持ちが湧きました。
復帰後も職場に少しでも恩返しができるように、今まで以上に仕事に情熱をもって臨めました。

以上4点が私が実際に育児休業を取得して感じたメリットになります。

【男性の育児休業】実際に取得して感じたデメリット

  • 仕事のキャリアや昇給に影響しないか不安

  • 金銭的にやや不安定になる

  • 周囲の関係性を失う不安

上記3点が私が実際に育児休業を取得して感じたメリットになります。
まず、「仕事のキャリアや昇給に影響しないか不安」についてです。
これは多くの人が直面するデメリットかと思います。
実際、私も育児休業を申請する際に、キャリアや昇給への影響を考え、ギリギリ許容されるであろう3ヶ月という期間を申請しました。
しかし、過ぎてみればもっと長期の育児休業を申請すれば良かったと後悔しました。
先にも述べたように、育児休業を経験して、私にとって子どもや家庭のこと以上に優先したいと思うことはありませんでした。
そのため、もっと長期の育児休業を取得し、育児や家事に専念するべきでした。
一方で、正直キャリアや昇給への影響がないとは言えませんでした。
職場環境にもよりますが、デメリットを理解した上で、仕事や育児への価値観をパートナーとよく相談し、ベストな選択ができると良いですね。

次に、「金銭的にやや不安定になる」です。
育児休業中は、給料は発生せず、雇用保険から育児休業給付金が支払われます。
育児休業給付金の現在の支給額は、「休業開始時賃金日額×支給日数」で算出されます。育児休業開始から180日までは、上記計算式×67%で、181日以降は、上記計算式×50%となります。
インターネット上で簡単に試算を行えるツールもあるので、1度試算をすると実際のイメージがつきやすいです。
上記給付金が2ヶ月分まとめて支払われますが、実際に初回の給付金が支払われるまでには、3~4ヶ月かかりました(忘れらているのではないかと思うほど時間がかかりました)。
この期間は貯金を切り崩して生活していくしかありません。
そのため、育児休業を取得するにあたり十分な貯蓄があるか確認しておくと良いと思います。

最後に「周囲の関係性を失う不安」についてです。
もともとの価値観やライフスタイルもあるかと思いますが、一般的には育児中は交遊関係が制限される場合が多いと思います。
幸い私はもともと友人が少なく外食や飲み会なども年に2~3回しか出かけませんでした。さらに、趣味でできた友人もいませんでした。
そのため、周囲の関係性を失う不安はあまり感じませんでした。
しかし、結婚や子育てを通して今まで以上に交遊関係は狭くなっていると実感しています。

以上3点が私が実際に育児休業を取得して感じたデメリットになります。

いかがでしたでしょうか。
今回は、実際に育児休業を取得したアラサーパパが考える、男性の育児休業のメリット・デメリットをそれぞれ紹介しました。

いずれも、ご自身やパートナーの価値観やライフスタイルによって左右されるため、パートナーとよく相談することが大切です。
しかし、やはり子どもは可愛いものです。そんな子どもを妊娠し出産してくれた妻にも感謝しかありません。
そのため、個人的には環境が許すのであれば育児休業を取得し、育児や家事に専念することを強くお勧めします。

次回は、育児休業中に頼りになった時短家電や便利グッズ、おすすめの料理について執筆予定です。
育児と家事の両立。多くの人が直面する問題ではないでしょうか?
実際に私のリアルな経験を通して「あって良かったもの」や「あれば良かったもの」ついて執筆させていただきます。

こんな内容を発信して欲しい!などありましたら、是非コメントをお願いいたします。

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