逆鱗玉響弐式

皆さんどうもご無沙汰しています。東北蟲主のいっつです。

皆さん、ワンショットしていますか?
え?してない?流石にキツいって?

分かります。正直4弾は玉響キツいです。

そんな中、本日優勝をもぎ取りました玉響ワンショット 
通称「逆鱗玉響 弐式」の解説をしていこうと思います!

……え?需要ないって?そう言わずにちょっち見るだけでも……


逆鱗玉響とは

3弾の口火を切り、その後
多くの型が生まれました。

そもそも、今回のデッキを語るにあたって逆鱗玉響の解説を挟もうかと。飛ばしたい場合はもう次の見出し行っちゃってください←

こちらのデッキですが、生まれは3弾初期になります。
3弾初期から入った水生昆虫並びにパラワンを搭載したデッキが爆発的に流行りました。
それらを相手にするにあたって、当時搭載していたリュウジンオオムカデだと火力不足であることが判明しました。
それを打破するため、3弾にて追加された「サカダチコノハナナフシ」を入れ、パラワンを一撃で取りつつ、他の虫には金色の顎門をつけた逆立ち返しにてヘラクレス投げには無い確実な1点を叩き込むコンセプトになっています。
と、長々と解説を挟むと本来の路線から外れるのでここで従来のものからの変更点を主に3つ紹介していきます。

まず、今日(8/12)の優勝レシピ


えさし藤原の郷で取ったワンショット。
昨年取れなかったリベンジを果たしました。

このような構成をとり、本日優勝を取りました。

さて、気になる変更点について解説していきます。

1コスト6枚構成

今回の改造にあたり、重視したことは「速度」です。
昨今の環境を見ていると、水生がニジイロクワガタの裁定変更に伴い弱体化を受けて、アグロ型など速度の速いデッキへ変わっているという所感を受けました。
事実、昨日(8/11)の優勝レシピではアグロワンショットが優勝。少し時を遡ると第9回あかべこ杯、第4回インセクトワールドどちらも優勝を取っているのはアグロワンショットの構成でした。
これにより高速化環境への対処が必要となってきました。
ただ、アグロだけ見て水生昆虫に対する手段なしは流石に甘えが過ぎるあ。
それにより、以下の3枚を搭載しています。

1.チッチゼミ
ゴライアスにかわる防御札であり攻撃札。青200の火力を叩き込み、赤の虫ないしプラチナコガネを一撃でしばく重要な役割を担う攻守一体の凄いやつです。
 
2.プラチナコガネ
枠余ったらこれ入れとけは言い過ぎですが、その候補にはなる1枚だと考えています。
ニジイロクワガタの裁定変更に伴い、相手の餌を裏返すギミックが重要視されています。では、ここに緑200かつ裏返すギミック搭載は誰だ?そう、プラチナコガネしか勝たんとなり採用に至りました。

3.トラカミキリ
プラチナコガネについて熱弁した後にこれを出すのもアレですが、この子は4弾で追加された超新星。1コスト6枚採用になったきっかけになります。
この子が持つ<ベイツ型擬態>は、自身の場にこれ以外の虫がいれば永続的な擬態状態を生み出すことが出来ます。
では、簡単な例を紹介しましょう。
トラカミキリの横にチッチゼミないしプラチナコガネを立てました。相手は除去札無い限りトラカミキリ以外を殴らざるを得ません。
殴って縄張りを引きました。縄張りからゴライアスが飛び出ました。さぁ、どうしますか
こういった相手に選択を強いる場面が思った以上に突破が難しいだろうということで採用に至りました。

2.刺蝿の血盟を抜く

レシピを見ていただけると分かるのですが、今回優秀な除去札である刺蝿の血盟(以下血盟)を抜きました。それは何故か。簡単です。
環境の高速化に伴い、ヤンバルテナガコガネ(以下ヤンバル)がデッキから抜ける傾向にあるからです。
元々、玉響ワンショットに搭載されている血盟は、ヤンバルをしばくための札ないしは飛び出すに対する除去札として使われていました。
では、今の環境ではどうか?アグロが台頭している中飛び出す持ちの採用は低くなりつつあります。
水生昆虫の飛び出す6枚構成が多い対面を考えれば入れてもいいと思われますが、今回は抜いて術6枚構成を取りました。そのせいか、術で手札の圧迫が起きるという事象は多少落ち着いたかと思われます(この事象については個人差があるため、何度か回してみてからの自己判断でお願いします)。

3.ニセハナマオウカマキリout

今までの玉響の中で、多分これは考えられない、と言われるかもしれませんがこの度ニセハナマオウカマキリ(以下ニセハナ)を1枚のみの採用となりました。
これに関して言えることは、様々な色への対応を上げるという面にあります。
アグロ以外にもコントロールが頭ひとつ抜けるような勢いで出てきているこの環境。3色様々な色の虫が出てきた際の対処法はどうすべきか。
それを見直したところ、ニセハナは1枚のみの採用で大丈夫だという結論に至りました。
だからといって横並びを許すつもりは勿論ありません。1弾からいるテナガカミキリ、そして4弾で追加されたゴホンヅノカブト。やり方次第ではどれもLR級の虫を一撃でシバけるほどのポテンシャルを持っている、じゃあ使わないといけないじゃん!

そんなこともあり、このような採用になっております。

最後に


あくまで今日出した逆鱗玉響 弐式は1つの答えに過ぎません。

ここから更に派生した型がいっぱい生まれていき、後の第5弾(出るか分からないけど)に対してまだ玉響ワンショットは生きていけるんだ!と叫べることが筆者である私が切に望むことです。
と、長いことダラダラ語るといけないので、ここで締めたいと思います。

後日、有力区分にて第4弾の玉響の解説を挟めればと思いますので、その際は何卒宜しくお願いいたします。

では、この場はこの言葉で締めましょう。

玉響の夢は、終わらねぇ!!!!


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