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名古屋の忘却の区画「新今池ビル西飲食店街」

0.はしがき

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新今池ビル外観
愛知県名古屋市に存在する新今池ビルを私は何度も訪問して来ました。2019年内にビルの全テナントが撤退し、間もなく解体されるであろう新今池ビル。そのビルの地下には名古屋市営地下鉄今池駅と直結している「新今池ビル地下飲食店街」があります。

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新今池ビル地下飲食店街の様子
地下飲食店街はこのようにシャッター通りと化しています。しかし、これはこの地下街の一部の姿に過ぎません。多くの人々はその存在に気が付きませんが、新今池ビルの地下には「西飲食店街」なる場所が存在していました。

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「西飲食店街」への入口は普段、固く閉ざされ普段は立ち入ることができません。しかしながら、この日は違いました。

西飲食店街1

普段は閉ざされている西飲食店街への扉が開いていたのです。私は普段は見ることの出来ない禁断の風景に誘(いざな)われ、西飲食店街へと足を踏み入れたのでした。
※西飲食店街に立ち入るのに当たり、ビルの管理者の方に許可を頂き、管理者の方同伴の下で西飲食店街に立ち入りをしています。
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2016年頃から廃墟に関心を寄せる。2018年、実際に廃墟へと趣き、廃墟訪問にハマる。現在はその廃墟がかつてどのように使われていたのか、いつ頃廃墟になったのかを特定することに力を注ぐ。 地域・店舗限定のエナジードリンクを見つけることにもハマっている。自他共に認めるエナドリ中毒者。