![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83762416/rectangle_large_type_2_5272fda3a225272468e95adbaa021507.jpeg?width=1200)
米FRB フォワードガイダンス 2
2022/07/07 3:00
FOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨
* ☆ 7月に50bpもしくは75bpの利上げの可能性が高いと認識
多くのFOMC当局者は、より高いインフレが定着する可能性が重大なリスクと判断
今後、さらに制限的な政策が実施される可能性がある
6月会合の参加者は、インフレ見通しが悪化し、75bpの利上げが必要であるとの見方で一致した
参加者は、供給制約がインフレ抑制に役立つほど緩和されていることを示す証拠は今日までほとんどないと見ている
☆ 参加者は高インフレが金利制限を正当化し、インフレが持続する場合はより制限的なスタンスに移行する可能性があることに同意した
☆ 参加者の大半は、FEDの利上げが予想以上に大きな影響を与える可能性を含め、成長に対する下振れリスクを見込んだ
☆ 2022年後半と2023年の成長率見通しを引き下げた
FEDのジョージ・カンザスシティ連銀総裁は、6月に75bp支持しなかった唯一の当局者であった
☆ インフレ率が2%に低下するには時間がかかる可能性がある
7/9 0:00
ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁(投票権あり)
「FRBはインフレ率低下に失敗することができない」
「米失業率は来年、4%を幾分上回るだろう」
「FRBの行動はインフレを2%の目標に戻すことに役立つ」
「インフレは経済にとって最大の脅威」
「データを監視して利上げ幅やペースを判断」
「米雇用市場は減速したものの、依然として信じられないほどタイト」
「米GDP成長率は今年減速し1%を下回るだろう」
「50から75ベーシスポイントの議論は、7月のミーティングにとって正しい立場」
「今後さらに多くのデータがあるが、FRBはさらに中立金利水準に迅速に移行する必要がある」
「FF金利は年末までに3%から3.5%になるが、その後は多くの不確実性がある」
「利上げサイクルの最終段階は、インフレの動向とインフレ期待に依存する」
「景気後退は基本的なケースではないが、経済が減速していることは明らか」
1:28
バイデン大統領
「対中関税について、決定を下してない」
2022/07/11 23:38
ジョージ・カンザスシティ連銀総裁
「金利が上昇する速度は未解決の問題」
「金利の急激な変化は、経済に緊張をもたらす可能性」
「利上げペースは経済と金融市場の状態で慎重にバランスを取る必要がある」
「インフレの性質は、特定の供給混乱ではなく、タイトな経済を示唆」
2022/07/12 5:30
ホワイトハウス報道官
「CPIは非常に高い水準が予想される」
※米消費者物価指数(CPI)、今週13日21時半に発表予定
2022/07/12 15:46
日米財務相共同声明
イエレン米財務長官
「日米は世界的な食糧安保問題に取り組む」
19:01
米財務長官「足元の円下落、金利差で説明できる範疇を超えており投機的な動き」
2022/07/13 22:56
バイデン大統領 本日の米消費者物価指数を受けてコメント
・インフレは受け入れがたいほど高い
・データは古い。ガソリン価格は30日間下落している
・ガソリン価格を下げるためにできることは全てやる
・インフレと戦うために必要な余地をFRBに与える
2022/07/14 7:39
メスター米クリーブランド連銀総裁
・インフレは高すぎる、昨日のCPIは一様に悪い内容だった
・インフレがピークに達したという説得力のある兆候はない
・CPIデータは6月会合よりも小さい利上げ幅にすることを示唆していない
17:10
イエレン財務長官
「ロシア当局者にG20での居場所はない」
「ウクライナでの戦争が世界に悪影響を及ぼしている」
「G20では食糧安全保障への対応試みる」
「米国のインフレの約半分はエネルギー高が要因」
「価格上限設定計画が消費者物価を押し下げる圧力になる」ロシアの原油?
2022/07/15 0:00
ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事(投票権あり)
「自身の基本シナリオでは、7月75bp利上げを支持」
「データの裏付けあれば、より大幅な利上げ支持へ」
2:41
ブラード・セントルイス連銀総裁(投票権あり)
「次の会合での75bpsの利上げは、利上げを中立に引き上げる可能性がある」
「現在100bpsの利上げは支持されていない」
2022/07/15 10:18
イエレン米財務長官
「戦争で世界的経済問題に対処する必要性高まる」
「商品相場の高騰でロシアを非難」
「マイナスの影響はロシアのみに責任」
「国際社会にウクライナ支援強化を呼びかけ」
16:19
イエレン米財務長官
「G20国は食糧の不確実性対策のためにもっと財政的な援助を行うべき」
「G20国は市場をひずませ、価格上昇を避けるために輸出の制限や、在庫の積み増しをやめるべき」
20:04
イエレン米財務長官
新興国が資本規制や通貨介入を検討する場合は国際通貨基金(IMF)にガイダンスを求めること要請
IMFが開発した統合的な政策枠組み(IPF)の活用を促す
22:15
ボスティック米アトランタ連銀総裁(投票権なし)
「あまりにも劇的な動きは経済を弱体化させ、不確実性が増す可能性」
「インフレ率が高すぎるため、FRBはインフレ率を下げる必要」
「0.75%利上げは大きな動きであり、FRBは移行が秩序あるものになることを望む」
22:23
ブラード米セントルイス連銀総裁(投票権あり)
米労働市場は非常に強い
米国全土で労働市場の強さがみられている
労働市場の強さは今年下半期も続く見込み
2期連続のマイナスGDPをもって景気後退とすることは全くおかしい
個人的にはリセッションに陥ることには懐疑的だ
米経済は鈍化しているが、トレンドペースに戻るだけ
2022年成長率は2%近くに
2022年下半期も大幅利上げを継続
インフレ押し下げるため景気抑制的なスタンス必要
政策金利を迅速に中立水準へ
「7月FOMCで1%または0.75%の利上げを実施することにそれほど大きな違いはない。それに応じて残りを調整できる」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?