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カナダ BOC フォワードガイダンス

BOC使命:カナダ経済と金融の健全な発展
インフレターゲット:2〜3%

出典:みんなのFX TRADER'S WEB

2022/06/01 23:00 利上げ1.0→1.5

カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)声明

「量的金融引き締め(QT)を継続」

「世界およびカナダのインフレ率は上昇を続けており、これは主にエネルギーと食料価格の上昇によるもの」

「4月のCPIインフレ率は6.8%に達し、予測をはるかに上回っている」

「短期的には緩和が始まる前にさらに上昇する可能性がある」

「インフレの上昇が定着するリスクが高まっている」

「金融政策ツールを使用してインフレを目標に戻し、インフレ期待をしっかりと固定する」


「米国の労働市場は引き続き堅調で、賃金圧力が強まっている」

「戦争は不確実性を増し、エネルギーと農産物の価格にさらに上向きの圧力をかけている」

「世界的な金融情勢は厳しくなり、市場は不安定になっている」

「賃金の伸びはセクター間で持ち直し、拡大」

「個人消費は引き続き堅調」

「第2四半期の成長は堅調であると予想」

「インフレは目標をはるかに上回っており、短期的には上昇すると予想される中、理事会は金利をさらに引き上げる必要があると判断」

「政策金利のさらなる上昇ペースは、経済とインフレの継続的な評価によって導かれ、2%のインフレ目標を達成するという公約を達成するために必要な場合、より強力に行動する準備ができている」 

・カナダ経済は明らかに需要過多。

・住宅市場は高水準から緩やかになっている。

・第2四半期のカナダ経済は堅調に推移する見通し。

2022/07/13 23:09 利上げ1.5→2.5

カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)声明

「経済はさらなる過剰需要が高まっている」

「労働市場は、記録的な低い失業率、広範囲にわたる労働力不足、そして賃金圧力の高まりによりタイト」

「消費の伸びが鈍化し、パンデミック時の持続不可能な力に続いて住宅市場の活動が後退するため、第3四半期の成長は約2%に減速すると予想」

「カナダ経済は2022年に3.5%、2023年に1.75%、2024年に2.5%成長と予想」

「BOCは金利をさらに引き上げる必要があると引き続き判断」

「金利の引き上げのペースは経済とインフレの継続的な評価によって導かれる」

「量的金融引き締めは継続しており、政策金利の上昇を補完」

「BOCは物価安定へのコミットメントに断固として取り組んでおり、2%のインフレ目標を達成するために必要に応じて行動を継続する」


2022/07/14 0:12

マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁

「1.00%の利上げは非常に稀で、8%近いインフレという異常な経済状況を反映」

「ソフトランディングを予想しているが、インフレ上昇が続いているためその道は狭い」

「カナダ経済は過剰な需要があるため、インフレは拡大」

2022/09/09 2:38

ロジャース・カナダ中銀上級副総裁の発言が伝わっており、「インフレ抑制にカナダドルを高くするのは良いことだ」との認識を示した。


・インフレ抑制にカナダドルを高くするのは良いこと。

・利上げが機能している初期の兆候を探している。

・経済を冷やす余地はあるが、プラス成長維持を見込む。

・ソフトランディングへの道筋を引き続き見込む。

・ソフトランディングに向かうには利上げの前倒しが最適。

・大幅利上げの判断は特異。


🦒2022/10/26 政策金利

2022/10/26(水) 23:00 カナダ・中銀政策金利 10月 3.25→3.75⬆ 予想3.75⤴ 為替SLL 株LLL 利回りSS(同時刻アメリカ・新築住宅販売件数 09月)


カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)声明

「世界的なインフレは依然として高く、広範囲に及んでいる」

「特にエネルギー価格の上昇を反映」

「米ドル高は、多くの国でインフレ圧力を強めている」

「インフレ抑制を目的とした金融引き締め政策は世界中の経済活動を圧迫」

「経済が減速し、供給の混乱が緩和されるにつれて、世界のインフレ率は低下すると予想」

「米国では、制限的な金融状況が経済活動を鈍化させているにもかかわらず、労働市場は依然として非常に逼迫」

「金利上昇が需要と供給のバランスを再調整し、世界的な供給の混乱による価格圧力が弱まり、コモディティ価格の上昇による過去の影響が消失するにつれて、インフレが緩和すると予想」

「インフレ率は2023年末までに約3%まで低下し、2024年末までに目標の2%に戻ると予測」

「インフレ率の上昇とインフレ期待、および経済における継続的な需要圧力を考慮すると、政策金利はさらに上昇する必要があると予想」

「将来の利上げは、金融政策の引き締めが需要の減速にどのように作用しているか、供給の問題がどのように解決しているか、インフレとインフレ期待がどのように反応しているかに影響される」

「量的引き締めが政策金利の上昇を補完している」

「BOCは物価安定へのコミットメントに断固として取り組んでおり、2%のインフレ目標を達成するために必要に応じて行動を継続する」


2023/01/26 1:20 政策金利

・利上げの影響を評価する間、金利を据え置く見込み。

・インフレ抑制のために必要であれば、再利上げを行う用意。

・インフレは年央に3.0%、24年に2.0%に鈍化を予想。

・GDPは22年に3.6%、今年は1.0%、24年は1.8%になると予想。

・テクニカルなリセッションのリスクは小さな成長とほぼ同じ。

・景気は依然として需要過多で、労働市場は依然としてタイト。

・利上げが経済活動を鈍化させることを示す証拠が増えている。

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