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日銀 フォワードガイダンス 6 YCC修正 柔軟化

2023/07/27 2:21 日銀は27−28日に開く金融政策決定会合でYCCの修正案を議論と一部報道。これをうけて円は全面高へ ドル円は一時139.41円まで下押し

2023/07/27 11:10 松野官房長官

「日銀には引き続き物価安定に向け適切な金融政策を行うことを期待」


2023/07/28 11:35 鈴木財務相

「日銀決定会合について、政府としてのコメントを控える」

「政府と緊密に連携して適切な金融政策を期待」

「FOMCなど、各国の金融政策への影響を一概に申し上げるのは困難」

「ビックモーターに本日ヒアリングを実施」

「問題が認められれば法令に基づき厳正に対応」

「一過性のものではない構造的な賃上げが重要(東京CPIの結果を受けて)」

「サラリーマンを狙い撃ちにした増税を考えていないと理解」


12:43 日銀声明

「必要なら躊躇なく追加緩和」

「長短金利操作の修正を決定」

「10年物国債利回りの操作を柔軟化」

金利操作を修正。YCC長期金利の上限を0.5%を「めど」としたうえで、市場動向に応じて0.5%を一定程度超えることを容認しました。

日銀は、28日まで開いた会合で金利操作の運用を見直し、これまで0.5%程度としてきた長期金利の変動幅の上限について、市場の動向に応じてこの上限を超えることも容認して金利操作をより柔軟に運用することを決めました。


植田総裁は記者会見で、金利操作にあたっては事実上1%を上限=キャップとする考えを明らかにしました。

2023/07/28 3:30 植田日銀総裁

「YCCの運用柔軟化、賛成多数で決定した」

「粘り強く金融緩和を継続する必要がある」

「経済・物価をめぐる不確実性は極めて高い」

「0.5%の変動幅をめどとしYCCを従来より柔軟に」

「市場の状況によっては長期金利は上下0.5%超えも」

「必要があれば躊躇なく追加的な緩和措置を講じる」

「0.5%超えの水準や変化のスピードに応じて機動的に対応」

「0.5% ~ 1.0では機動的に過度な金利上昇圧力を抑制」

「日本経済の現状、緩やかに回復していると判断」

「経済・物価の上下のリスクに機動的に対応」

「23年度物価見通しかなり大幅に修正した、4月見通しは過小評価だった」

「基調的な物価2%へ距離があるとの判断は変えていない」

「将来のリスク対応としてYCC柔軟化」

「物価上振れが顕在化してからの対応は後手に回り混乱する」

「経済物価の上振れを反映した長期金利上昇を容認」

「YCCの効果と副作用のバランスを修正する措置」

「YCC修正は政策正常化に踏み出す動きではない」

「短期金利引き上げにはまだ大分距離がある」

「国債買い入れ減るかわからない」

「為替をターゲットにしていない」

「為替市場もも含め金融市場のボラティリティを抑える」


17:59 鈴木財務相「YCC運用見直し、具体的政策は日銀に委ねられるべきものである」

「日銀には引き続き政府と連携し、物価安定目標の持続的・安定的な実現に期待」

「YCC運用見直しの為替市場への影響についてのコメントは控えたい」

「為替市場は基本的にはファンダメンタルズに沿って動く」


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