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日銀 フォワードガイダンス 4 2023
2023/01/10 19:53
黒田日銀総裁
気候変動は価格や成長に大きな影響を及ぼす可能性
気候変動に無条件に対応はできない
2023/01/15 0:58
岸田首相
「日米はサプライチェーンの強化および半導体で協力する」
「世界経済の見通しは一層不透明になっている」
「バイデン大統領は安全保障政策の転換を全面的に支持」
-半導体の対中輸出規制について
「確定的に言うことは控える」
「日本として責任をもって取扱いを考えたい」
2023/01/17 11:42
鈴木財務相
「国債の利回りは、様々な要因で決定される」
「長期金利上昇が、直ちに財政へ影響が生じるとは考えていない」
「黒田日銀総裁の後任人事、国会に認められるベストな人材を」
「日銀には、経済物価金融情勢踏まえ適切な金融政策に期待」
「(日銀人事、2月10日発表の報道について)全く聞いていない」
2023/01/18 15:30
黒田日銀総裁
「物価目標の持続的・安定的な達成見通せる状況になったとは考えていない」
「金融緩和を継続し、賃上げ伴う形で物価目標の達成を目指していく」
「長期金利の変動幅をさらに拡大する必要はない」
「YCCは十分持続可能」
「金融政策についてはオープンに申し上げている」
「決定会合前の市場変動、特別な問題があるとは考えていない」
「当局と市場が同じ考えでなければいけないことはない」
「為替はファンダメンタルズを反映し、安定推移が望ましい」
「次回会合で何をするか市場に話すことはどの国の中央銀行もしていない」
2023/01/20 11:09
松野官房長官
「物価高への最大の処方箋は物価上昇に負けない賃上げ」
「春闘では最大限の賃上げを期待したい」
11:56 岸田首相
「新型コロナ、原則今春に5類とする方向で専門家に議論してもらう」
「公費支援、具体的検討進める」
「マスク着用、見直していく」
「類型見直しに関わらずワクチンは予防接種法に基づき実施」
「第8波乗り越えるべく全力で取り組む」
12:23 鈴木財務相
「国債償還ルール見直しても借換債が増えて、全体の国債発行額は変わらない」
「国債の60年償還ルールは、日本の財政規律の要となっている」
19:38 黒田日銀総裁
「日銀の先月の決定は間違いでない」
「日銀は拡張的な政策を継続する」
「インフレ目標は最終的に達成される」
「賃金がインフレ目標を達成できるよう上昇すると期待」
「日本経済が今後2年に1-2%成長できる」
「日銀と政府の政策、成長見通しを変えた」
「インフレの原因はほぼ、輸入税の引き上げ」
「残念ながら2%の持続的なインフレが見られない」
「デフレ後の成長回復を目指す」
「DXが今後数年間で経済成長の可能性を改善できることを願っています」
2023/01/23 14:17
鈴木財務相
「経済再生と財政健全化の両立を図る」
「25年度のPB黒字化目標達成に向け歳出・歳入改革推進」
「国債発行額は極めて高い水準、安定的な国債発行に努める」
14:20 岸田首相
「持続的な賃上げへ労働市場の改革を進める」
「足元で物価上昇を超える賃上げが必要」
「日本型職務給への移行は急務、6月までにモデルを示す」
「廃炉原発の次世代型新炉への建て替え進める」
「国家戦略として資産形成支援、将来的に運用収入倍増見据える」
「最重要課題と位置付けているのが子供・子育て政策」
「子供政策、6月までに予算倍増に向けた大枠掲示」
「25年を目途に全都道府県で自動運転の社会実験の実施を目指す」
2023/01/24 15:24 鈴木財務相
為替レートは市場で決定、変動要因は一概に言えない
日銀の国債買い入れ、財政ファイナンスではない
2023/01/25 13:56 岸田首相
「日銀との共同声明を見直すかどうか申し上げることは控える」
「日銀総裁に最もふさわしい人を任命する」
「金融政策の具体的手法は日銀に委ねられる」
15:51 岸田首相
「日銀総裁人事、任期は4月8まででその時点で最もふさわしい方を任命」
「政府と日銀は密接に連携しながら、経済物価情勢に応じ機動的な政策運営を行う」
「消費税に当面触れることは考えていない(少子化対策財源)」
2023/01/26 16:38
岸田首相
「物価上昇を超える賃上げへ政策総動員して環境を整備する」
「政府日銀は密接に連携し機動的な政策運営を行う」
「日銀には引き続き適切な金融政策の運営を行うことを期待」
「現時点で日銀との共同声明を見直すか言うことを控えねばならない」
「消費税は社会保障の重要な財源、減税は考えていない」
2023/02/03 8:48 鈴木財務大臣
「日銀総裁はいまだ確定していない、コメントしない」
2023/02/06 11:37 【要人発言】磯崎官房副長官「(雨宮氏に日銀総裁打診との一部報道)そのような事実はない」
2023/02/10 9:27
鈴木財務相
「政府日銀の政策声明の目標はデフレから脱却させ、安定した成長を達成することであり、重要な政策課題」
「この課題を克服するには賃金の伸びが重要」
「日銀の政策声明にどう対処するかは、政府が日銀の新総裁と議論しなければならない」
10:01 黒田日銀総裁
「足元の4%のCPI上昇率、輸入物価要因がほとんど」
「10年間の金融緩和、賃金十分に引き上げできなかった」
「今後、賃金上昇率が高まるとみているが、動向を十分に注視」
「賃上げにポジティブな状況になっていることは確か」
10:16 鈴木財務相
「日本は財政危機の状況には陥ってない」
「将来に渡って楽観できる状況にはない(日本の財政について)」
10:59 自民党の高木氏
「日銀人事、14日11時の議院運営委員会理事会で内示」
11:01 立憲民主党・安住国会対策委員長
「日銀総裁人事案、14日に国会提示」
「国会聴取は24日を軸に調整」
13:07 日本銀行
「2月14日に5年物の共通担保資金供給オペレーションを実施」
2023/02/14 9:40 西村経産相
「日銀総裁人事、デフレから脱却し、アベノミクスを仕上げていくことを期待する」
鈴木財務相
「10-12月期GDP、ウィズコロナのもとで景気が緩やかに回復していること示された」
「景気の持ち直しが期待されるが、海外景気の下振れが日本への下押しリスク」
16:42 植田和男・元日銀審議委員
「国会承認得られれば、誠心誠意頑張る」
2023/02/15 14:16 岸田首相
「政府・日銀の共同声明に関しては、日銀人事決まっていない段階で内容を変える変えないと言及するのは時期尚早」
「金融緩和の副作用に日銀も配慮してきた。引き続き適切な金融政策運営を期待する」
2023/02/17 12:27 松野官房長官
「日銀人事は情報漏えいなかった」
「事前に情報知り得た政府14名・候補者3名に聞き取り調査」
「報道出た10日時点で政府から候補者に就任要請はしていなかった」
「日銀人事、候補者への就任要請は13日」
2023/02/20 17:44 雨宮日銀副総裁
「当面の物価目標達成のために適切な政策運営を図る」
「出口で難しいのは金融調節技術よりも判断と市場との対話」
「賃金物価の好循環が始まれば、当然出口という議論になる」
「バブルのリスクを含めたリスク判断は慎重に行っていく」
2023/02/21 9:45 黒田日銀総裁
「実質実効為替レートは内外物価上昇率を反映」
「長い目で見た物価上昇率は諸外国より低めに推移」
「為替レートは様々な要因で変動」
「政府と緊密に連携しつつ金融・為替市場の動向を十分注視」
2023/02/22 10:40 田村日銀審議委員
「現時点では金融緩和の継続が適当」
「将来いずれかのタイミングでは金融政策の枠組みや物価目標のあり方含め点検・検証が必要」
「長期金利の変動幅拡大、市場機能への影響評価にはなお時間要する」
「現時点で先行きの金融政策の枠組みを論じるのは時期尚早」
「大規模緩和の副作用は顕在化していない」
2023/02/23 22:33 黒田日銀総裁
G7は世界的な金融引き締め、ロシアの戦争を議論
G7、インフレ抑制のため引き締め継続が必要だと認識
日銀は安定した物価上昇に向けて金融緩和を継続する
日銀、インフレ率は2024年度に2%下回り続けると予想
インフレの全体像、賃金次第で変わり得る
日銀の新たな体制と政策についてコメント控える
2023/02/24 9:38 植田日銀総裁候補
「消費者物価上昇は需要の強さによるものではない」
「内外経済の不確実性は大きい」
「消費者物価は来年度半ばにかけて2%を下回る」
「景気と物価の現状と見通しに基づき政策を運営する」
「現在の金融政策は適切」
「金融緩和を継続し経済支え、賃上げできる環境を整える必要」
「目標の2%の持続・安定的な達成にはなお時間」
「まだまだ物価上昇続くが、インフレ率は1月がピーク」
「2月のデータからインフレ率は大幅に下がる」
「基調的な物価2%が見通せれば、政策正常化に踏み出すことが出来る」
「毎回の決定会合で様々な検証を行っている」
「追加的な特別な検証、ほかの委員と相談し必要に応じて検討」
「基調的な物価の動き、好ましいものが出始めている段階」
「共同声明の2%早期達成、表現を当面変える必要はない」
「YCCの将来、様々な可能性が考えられる」
「YCCの修正、具体的な選択肢を言及することは不測の影響を及ぼすリスク」
「基調的な物価見通しが一段と改善する姿なら正常化方向での見直しを考えざるを得ない」
「出口戦略は時期尚早」
「国債購入、物価安定目標の観点から継続性を検討」
「政策運営、時と場合によってはサプライズ的になることも避けられない」
「金融引き締めを急に行うと健全な企業に負荷をかける」
13:08 内田日銀副総裁候補
「金融緩和を継続し、日本経済をしっかり支える必要」
「この先も金融緩和が必要」
「副作用があるから緩和を見直すのではなく、工夫凝らして継続」
「出口については当然ながら当初から考えている、適切に対応することが出来る」
「予想物価上昇率は上昇しているが、2%には距離」
14:21 氷見野日銀副総裁候補
「日銀は金融緩和通じて経済支えることが一番重要」
「海外経済の不確実性は大きい、金融緩和を続けていくのが適切」
18:51 岸田首相
「植田日銀総裁候補の発言は政府として違和感のある内容ではなかった」
「正式に決定したらできるだけ早く日銀総裁と会い、政府と日銀の連携を確認したい」
2023/02/25 23:45 G20財務相・中銀総裁会議
黒田日銀総裁
「物価目標の持続・安定的な実現目指し、金融緩和を継続」
「現在の日本のインフレは多くが輸入品に起因」
「日本の金融緩和継続、G20諸国から十分に理解された」
鈴木財務相
「ロシア・中国の反対により、共同声明に合意できず残念」
「世界経済混乱の元凶は、全てロシアのウクライナ侵攻」
2023/02/26 12:02 岸田首相
「何においても物価高に打ち勝つ賃上げが必要」
「人材獲得競争で企業の競争力高めるためにも賃上げが必要」
「春闘に向けてすでに賃上げのうねりが本格化している」
日銀使命:物価の安定と金融システムの安定
目標インフレ率:コアコア(生鮮食品及びエネルギーを除く)前年同月比2%
日本の輸入は原材料に近いほど「ドル建て」
例えば石油・石炭・天然ガスなどの98%はドル建てで、ゆえにドル円が上昇すると電気代やガソリン代が上昇しやすい。
他方で繊維品などの輸入は65%が日本円建てなので、ドル円が上昇してもあまり影響を受けない。
IPEF
は、TPP=環太平洋経済連携協定への復帰に否定的な姿勢のアメリカが主導する新たな枠組みで、半導体の供給網の強化や脱炭素への取り組みなど4つの柱で連携を強化し、中国に対抗する狙い
GX
政府は脱炭素社会に移行するための投資などに使い道を限る新たな国債を発行する検討に入った。「GX(グリーントランスフォーメーション)経済移行債(仮称)」を発行し、市場から資金を調達する。今後10年間で官民合わせて150兆円超の投資を実現するために、政府として20兆円規模の資金を確保して民間資金を呼び込む。
2023/02/27 13:18 植田日銀総裁候補
「消費者物価上昇率は23年度半ばにかけて2%を下回る」
「2%の持続・安定的な達成にはなお時間を要する」
「現在の日銀が行っている金融政策は適切」
「緩和継続して経済を下支え、賃上げできる環境を整える必要がある」
「金融緩和は様々な副作用があるが、目標実現に向けて必要かつ適切な手法」
「今後も情勢に応じて工夫を凝らしながら金融緩和を継続することが適切」
「物価ゼロ%からずれればずれる程コストが発生する」
「マイナス金利含むYCCのメリット、低金利の実現で大規模緩和の持続が可能となる」
「現状の金融緩和は、効果が副作用を上回っている」
「現状、12月のYCCの運用見直しの効果を見守っているところ」
「金融緩和継続で総需要を支え、賃金上昇を伴う物価目標の持続的・安定的な実現が可能」
「金融市場は金融政策の波及経路の起点であり、市場とのコミュニケーションは重要」
「ショック対応で、各国中銀の政策連携の重要性は高まっている」
「海外中銀との連携や市場関係者とのコミュニケーションを行う」
「現在の共同声明の考え方は適切であり、直ちに見直しの必要はない」
「デフレ前提の人々の行動はまだ残っており、2%目標達成には時間がかかる」
「金融政策は総需要に働きかけて物価や賃金を上昇させることは可能」
「国債格付けにはコメント控えるが、一般論として財政運営に対する信認確保は重要」
「金融政策の見直しは、今後の経済情勢の変化に応じて適切なやり方で行う」
2023/02/28 10:08 内田日銀副総裁候補
「内外経済をめぐる不確実性は極めて大きい」
「10年間の大規模緩和、大きな効果があった」
「効果と副作用を比較考慮して効果が上回る」
「この先も金融緩和は必要」
「政府と密接連携し機動的な金融緩和で目標実現に全力を尽くす」
「5年間の中で2%目標を達成したい」
「出口戦略、緩和政策の設計に携わった経験を生かしたい」
「緩和は必要な政策、デフレではない状況を作り上げた」
「金融緩和の副作用、金融機関の収益への影響ある」
「毎回の決定会合で経済物価情勢はきちんと点検している」
「2%達成に必要なイールドカーブ実現へ国債購入を行う」
「国債購入、必要額を買うことで効果が表れ2%達成できる」
「日銀緩和マネー、世界商品市況に影響を及ぼすほど大きくない」
10:14 氷見野日銀副総裁候補
「予断なくファクトを受け止め、政策判断の出発点」
「国際的な仕事や金融行政の経験を生かし全力で総裁を支える」
「日銀の政策は適切、金融緩和で経済を支え続ける必要」
「金融システムの安定、具体的に懸念のある状況ではない」
2023/03/01 10:40 中川日銀審議委員
「12月のYCC運用見直しは、金融緩和の効果より円滑に波及するメリットの方が大きい」
「賃金上昇を想定しているが、どの程度かは不確実性が強い」
「当面は金融緩和を維持し、経済をサポートすることが必要」
「企業収益は全体として高水準、賃金上昇見られるなど好循環の兆し」
「物価目標が達成されたとの判断には至っていない」
2023/03/03 9:56 鈴木財務相
「日銀によるETF買い入れが個人の資産形成に悪影響を与えているとは考えていない」
「日銀のETF出口戦略は日銀に委ねられるべき。適切な政策運営を期待」
12:31 岸田首相、自民党に新たな物価高対策の検討を指示
2023/03/15 9:39 鈴木財務相
「日本は米国のように流動性を提供する必要はない」
「日本でSVBのようなことが発生する可能性は低い」
「日本の銀行はSVBと異なり、個人預金が多い」
11:34 黒田日銀総裁
「今後の影響を感度を高くしてみる必要(SVB問題)」
「米当局の迅速な対応に安堵感」
「量的・質的金融緩和、経済押し上げに大きな役割を果たした」
「日銀の金融緩和はデフレから脱却させた」
「(SVBの破綻について)今後の影響を感度高くしてみる必要がある」
「米当局が金融システム安定に必要な対策を講じた」
2023/03/17 9:08 鈴木財務相
「国民生活に大きな影響を及ぼしている(物価高)」
「エネルギー食料品価格高騰、必要な緩和策を講じる」
「厳しい財政状況を踏まえ、必要な施策を精査する」
「必要な追加策を具体化していきたい」
「日本の金融システムは安定している(欧米金融不安)」
14:03 シリコンバレー銀行破綻を受け、政府と日銀の緊急会合が本日開催されるとのこと
14:30 黒田日銀総裁
「必要があればマイナス金利幅の拡大も選択肢」
「2-3%のマイナス金利、金融仲介に大きな衝撃与える恐れ」
「マイナス金利の深掘りだけで中長期の金利引き下げ難しい」
「YCC導入、大量の国債買い入れを無くすためではない」
「海外中銀の事例見ても短期政策金利の更なる引き下げ可能」
17:21 神田財務官-政府・日銀三者会合後
「最近の市場動向を意見交換」
「欧米一部の金融機関の影響で市場にリスク回避的な動き」
「日銀と連携し金融市場の動向を注視」
「日本の金融システムは相対として安定」
「各国当局と連携しつつ強い警戒心を持って注視」
18:50 岸田首相
「3者会合で政府日銀で緊密連携を確認した」
「様々なリスクを想定して日銀とも連携」
「内外市場動向・経済への影響を強い警戒感をもって注視したい」
2023/03/20 先ほど、「米ドル流動性供給を拡充するための中央銀行の協調行動」公表
カナダ銀行、イングランド銀行、日本銀行、欧州中央銀行、米国連邦準備制度、スイス国民銀行は、米ドル・スワップ取極を通じた流動性供給を拡充するための協調行動を公表することとした、と日銀が発表。
スワップ取極を通じた米ドル資金供給の有効性を高めるため、現在米ドル資金供給を実施している中央銀行は、1 週間物の米ドル資金供給の頻度を週次から日次に引き上げることに合意。日次の米ドル資金供給は、2023年3月20日(月)から開始され、少なくとも4月末まで継続。
2023/03/22 9:06 鈴木財務相
「金融市場でリスク回避的な動き」
「信用不安を拡大させないための各国の取組を歓迎」
「緊急システムは総体として安定」
「強い警戒心を持って注視」
「物価高の克服に向けた追加策を取りまとめ」
「予備費を使って切れ目なく機動的に対応」
2023/04/05 12:07 日銀のYCC(イールドカーブコントロール)撤廃、今月会合が好機と、元日銀理事の門間氏がBBGインタビューにて言及
2023/04/06 10:54 黒田日銀総裁
「大規模緩和の継続で、持続的な成長を実現したことは確か」
「物価安定が日銀の最大の使命であり、デフレから脱却することが重要」
「デフレが唯一の原因で物価上昇で全て解決というわけではない」
2023/04/07 8:47 後藤経済再生相
「共同声明の取り扱い新しい日銀総裁と議論必要、具体的に申し上げるのは時期尚早」
「賃上げなど前向きな動き拡大し持続的成長実現のため政府・日銀一体で取り組み必要」
8:57 鈴木財務相
「政府と日銀の取り組みでデフレではない状況になった」
「黒田日銀総裁、大きな成果を上げたと認識」
「日銀には政府との連携のもと適切な金融政策運営を期待」
9:57 松野官房長官
「植田和男日銀総裁を閣議で任命、4日9日付で発令」
「日銀には政府との連携のもと、経済・物価・金融情勢踏まえつつ適切な金融政策運営を期待」
黒田日銀総裁、本日午後3時半より退任会見へ
15:30 黒田日銀総裁、退任会見
「金融システムの安定確保しながら出口戦略進めることは可能」
「23年度半ばに消費者物価2%割る見方、変わっていない」
「物価はいったん2%割るが、恒常的に割り込む状況ではない」
「SVB破綻、日本への影響波及は考える必要ない」
「非伝統的金融政策、効果発揮しデフレではない状況となった」
「春闘はこれまでのところ極めて順調」
「賃金上昇に支えられた2%物価上昇、達成可能」
「金融緩和続けていなければ、もっと潜在成長率下がっていた」
「政府との共同声明の考え方、適切だった」
「2%の物価安定目標の持続・安定的、実現できず残念」
「新体制、物価と金融システムの安定に手腕発揮を期待」
「2%目標実現に至らず課題として残っている」
「最適な政策を選択することを日銀職員全体がサポート」
2023/04/11 18:36
植田日銀総裁
「(岸田首相との会談で)政府との共同声明、直ちに見直すことはないと一致」
19:15 植田日銀総裁
「物価安定は積年の課題」
「金融仲介の安定維持は日本経済にとって極めて重要」
「経験活かし物価の安定の達成の総仕上げに尽力」
「現在の金融緩和は非常に強力なのは間違いない」
「長い目で見た点検が必要かという論点がある」
「いかに工夫をこらして金融緩和を継続するかが課題」
「5年間の任期の中で2%の物価安定目標を達成したい」
「金融市場の安定を常に意識していきたい」
「総合的に判断し、点検や検証はあってもいい。政策委員と議論して決めていきたい」
「現行のYCC継続が適当」
「現状、日本では金利を大幅に上げる状況ではない」
「マイナス金利政策、現在の緩和策のベースになっている」
「マイナス金利政策、継続するのが適当」
氷見野日銀副総裁
「賃金上昇伴う物価目標の実現を目指す」
「金融緩和が経済の好循環につながることを目指す」
「金融システムとの両立で金融緩和の出口たどることは可能」
2023/04/11 8:58 鈴木財務相
「政府・日銀とも共同声明を見直す考えない認識と理解」
「金融政策手法は日銀にゆだねられるべき」
2023/04/12 8:58 国際通貨基金(IMF)
「日銀のYCC変更、為替・ソブリン債タームプレミアム・世界のリスクプレミアムの3点で国際金融市場に影響及ぼす可能性」
「日銀のYCC、さらに柔軟性持たせれば後の急激な政策変更阻止に寄与する可能性」
2023/04/12 15:23 植田日銀総裁(内田副総裁が代読)
「賃金上昇伴う形で物価目標を持続的・安定的に実現できるよう金融緩和を継続していく」
「物価上昇率のプラス幅、今年度半ばにかけて縮小していく」
「日本経済、コロナ禍で落ち込んだが現在は持ち直している」
「今後も緩和的な金融環境や政府の経済対策の効果にも支えられて、日本経済は回復続ける」
2023/04/13 7:11 植田日銀総裁
「G7で日銀は物価目標達成まで金融緩和を継続すると述べた」
「日本のインフレ率は現在3%前後だが、今後減速する見通し」
2023/04/14 10:24 植田日銀総裁
「世界経済が厳しい不況になるとの見方は日銀の見通しのベースラインではない」
「G20で海外当局者との関係構築、ある程度の成果得られた」
「4月決定会合への対応は、日本に帰国してからゆっくり考えたい」
10:31 鈴木財務相
「G20では、一連の金融危機への議論が有意義に行われた」
「G20では、議長国インドはもともと成果文書発出の予定なかった」
「成果文書よりも一堂に会すること重要」
「スリランカ債務救済では、中国にも参加して協議に加わってほしい」
「G20が機能不全に陥っているとは考えていない」
2023/04/18 10:46 内田日銀副総裁
「中銀が債務不履行になることはない」
「財務上で政策遂行能力が損なわれることはない」
「財務健全性に留意し、適切な政策運営で通貨信認の確保は可能」
11:17 植田日銀総裁
「国債発行の資金使途は明示されていない」
「国債購入は資金使途にかかわらず、金融政策上行っている」
「国債買入れは2%物価安定目標を実現するため」
「政府による財政資金調達を目的としていない」
「国債償還ルールの見直しの場合の影響をあらかじめ想定は難しい」
11:20 鈴木財務相
「60年償還ルール、財政健全化の精神を体現するもので定着」
「60年償還ルール延長案について、与党内での議論は承知している」
「延長でも国全体として国債発行額は変わらない」
「ルール見直しでも、新たな財源を生み出されるものではない」
「償還ルールの見直しについて、財務省で具体的な検討はしていない」
12:04 林外相 - G7外相会合を終えて
「中国の核戦略に対する懸念を共有した」
「一方的な現状変更の試みへの反対を文書で確認できた」
「経済安保上の脅威増大に懸念を表明」
「グローバルサウスへの関与の強化で一致した」
「リスク低減に関する米国との対話関与を強く求める」
「核兵器ない世界へのコミットメントを改めて確認」
G7外相会合声明
「台湾海峡の平和と安定の重要性を再確認、平和的解決を求める」
「中国にありのままに関与し、懸念を表明する重要性を認識」
「東シナ海及び南シナ海における状況を深刻に懸念」
15:29 植田日銀総裁
「共同声明の考え方は適切であり、直ちに見直す必要はない」
「国債償還ルール見直しの場合の影響は、予め想定は難しい」
「国債購入は、政府による財政資金調達を目的としない」
2023/04/20 9:10 玉木元財務官
「日銀長短金利操作見直し、多少のサプライズ必要」
「日銀は新総裁就任のモメンタム消えないうち緩和修正を」
「時系列的に一番最後に日銀が導入したYCCをどのように秩序だって修正できるか」
2023/04/25 12:01 植田日銀総裁
「不動産価格、今のところ明確な割高感は観測されてはいない」
「バブル起きないか、注意深くみていく」
「今は物価基調2%下回っており、金融緩和を継続」
「出口戦略の具体策や財務への影響、差し支えない範囲で公表検討したい」
「金融政策の正常化局面でETFの処分は大きな課題になる」
2023/04/25 10:57 植田日銀総裁
「現行のイールドカーブコントロールの継続が適切」
「賃金・物価想定以上に上昇し、引き締め必要なら適切に対処」
「市場機能を今後も見極めていく」
「いま金融引き締めに転じると、半年後に物価が下がっていく局面でさらに下押し圧力 由々しき事態になる」
「基調的な消費者物価の上昇率は少しずつ上がってきている、ここには金融緩和が影響」
17:20 日銀
「市場の状況に応じ、ドル資金供給を再調整する用意がある」
「ドル資金の供給を5月から日次から週1回に戻す」
2023/04/26 10:12 植田日銀総裁
「国債の利払い費への配慮で必要な金融政策が妨げられることはない」
「金融政策、財政資金の調達支援が目的ではない」
14:34 岸田首相
「国会解散は考えていない」
「今は重要法案、課題に1つ1つ結論を出していく事が重要」
2023/04/28 13:06 日銀声明
「金融政策運営について1年から1年半程度の時間かけ多角的にレビュー」
「必要あればちゅうちょなく追加的な金融緩和措置講じる」
「日本経済めぐる不確実性は極めて高い」
15:30
植田日銀総裁
「今回の会合で金融政策の先行き指針を一部修正して、整理・明確化した」
「拙速な引き締めで2%物価目標が達成できないリスクの方が大きい」
「新型コロナ感染症に基づいた政策方針、政府の分類変更や経済などへの影響リスク低下したので整理した」
「四半世紀の政策レビュー、多角的に分析して今後の政策運営に有益な知見得るため」
「足元のインフレ率はかなり高いが、今年度後半には2%下回る」
「物価、下がっていった後の反転上昇には様々な前提が必要で不確実性が高いとの声が政策委員には多い」
「物価目標達成、ある程度の可能性見えてきているとの声が複数の委員からあった」
「政策レビュー、どういう種類の政策運営につながるか現時点で決まってない」
「政策レビュー、内部の分析に加え外部の有識者招いた研究会や学者への個別ヒアリング・金融経済懇談会などの活用を検討」
「政策レビュー、目先の政策変更に結び付けてやるものではない」
「政策レビューを実施していても、政策変更の必要があれば実行していく」
「政策レビュー、途中経過を発表しても政策変更に結びつくわけではない」
「欧米の金融不安を受けた市場環境は一応安定しているが、経済の不確実性の高まりとして織り込んで今日の決定になった」
「米中堅銀行への不安残る、今後それがどう表れるか注意深く見守らないといけない」
「金融緩和の副作用も認めざるを得ない、注意深く分析進めつつできる限り情報発信していきたい」
「副作用対策として、今時点で何かを考えているわけではない」
「企業収益など経済変数の動き見ていく中で、物価2%持続的に達成されると判断の可能性もある」
「非伝統的な政策のレビューとして、過去25年間を対象とするのは適切」
「過去の時間軸政策や量的緩和検証することで、将来同じ状況になったときに知見が役に立つ」
「YCCの副作用がまったくなくなったわけではない」
「金利ガイダンスの削除は、緩和を粘り強く続けるという文言の中で読み込むと整理したつもり」
「物価上昇は、賃金の上昇や企業収益の増大を伴う必要がある」
「われわれの少し先のインフレ見通しはまだ自信の度合いが低い」
「基調的なインフレ動向が安定的に2%実現までは、長短金利のイールドカーブ・コントロールを続ける」
「政策『レビュー』という用語は、近い将来の政策変更と結びつく点検・検証という言葉からは少し距離置いた」
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