見出し画像

🥪#3 英語の旅 | The Economist

前回はこちら▼

こんにちは。しろくま商社です!

今回は…1 | 3月9日の"名言"とThe Economistにおける…2 | Baseball against the odds in Cubaと…3 | The rise of Asian concert diplomacyを紹介していきたいと思います。


1 | 3月9日の"名言"

シェイクスピア

「人に気を遣うことは、自分の感性を磨くことだ」

萬屋錦之介(よろずや きんのすけ) | 俳優 [1932~1997]

人に気を遣うこと。日本人なら誰しも当てはまる可能性があるのかも…。
海外の人には。このような文化は無かったりする。

ゼミ時代。教授の専門はシェイクスピアだった。少人数。こじんまりとしたゼミ。たまに紅茶とかを飲んだりしながら。ゼミ生同士で知見を深めあった。『マクベス』それが共通の題材だった。毎週。原文を読んでは英訳。その繰り返し。単調な作業。それでも。そんな日々が僕には愛おしかった。

その昔。英語は今ほどの地位は無く。フランス語が主たる言語だった。今でも。国連の基本言語は英語とフランス語だけど(笑)

フランス語は高校時代に少し習った。『レ・ミゼラブル』フランス革命を題材としたミュージカル。今でも印象に残っている。大学時代は中国語の勉強に明け暮れた。まだ中国語の資格は何も持っていないけど。「きっとまだまだ上達できる」そう信じている。

文化の違い。それは時に大きいものだけど。
違いがあるからこそ。見える世界もきっとある。

殺陣のシーンになると、現場の空気が震えた。決して大きくないその体躯が躍動し、他の俳優の存在を忘れるほどに目を奪う。多くの時代劇で共演したせんだみつおが語る。「初めて旦那の立ち回りを見たときには、流れるような身のこなしに完全に圧倒されました。吐く息、吸う息まですべてが計算しつくされていた」

豪快な演技とは対照的に、細やかな配慮を忘れない人だった。

「粋な江戸っ子で、決して威張ることはなかった。僕が『トラック野郎』シリーズに出ることになったときは、『監督に持って行きなさい』と、一升瓶の日本酒を持たせてくれた。しかも『萬屋です。せんだみつおをよろしくお願いいたします』という手紙付き。横で見ていたクニさん(田中放衛)が、『錦兄ィ、そこまですることないよ』と怒っていましたよ」

気を遣わない人間は感性が磨かれない。真の豪快さの裏には細やかな心があるのだ。

週刊現代編集部『一日一語』

気疲れという言葉がある。現代においては。
割とよくある現象なのではないだろうか。

最近『指輪物語』を読み始めている。かなり長い作品。根気よく読み進める必要がある。けれど。きっとリハビリには丁度良い。

2 | Baseball against the odds in Cuba


大谷選手

Cuba's national baseball competition starts its 63rd season on Saturday. That the 75-game, 16-team series is going ahead at all is testimony to the sport's popularity among the island's 11.2m people and the big diaspora in the United States. In February the Cuban authorities announced a ban on all sporting events, citing fuel shortages that would prevent players and fans from travelling. An exception appears to have been quietly made for the tournament.

The fuel scarcity is part of a severe economic crisis that stems from years of mismanagement under Communist rule. Local industry is sputtering and the government lacks the foreign reserves to import goods from abroad; there is even a shortage of bread. These dire conditions will cast a shadow over the contest: the authorities have told areas hosting the series to look for sponsors to cover the costs of basic equipment including balls and bats. Still, baseball-mad Cubans will welcome any light relief.

The Economist | Mar 9th 2024

WBCでの熱気がつい昨日のように感じる。きっと色々と弊害はあるのだろう。それでも。多くの国同士が集まり…競い合う。それはとても魅力的なことであるように感じる。違う言語。違う文化。異なるバックグラウンドを持った選手たち。彼らが野球という1つのスポーツに対して。真剣に向き合う。一瞬の攻防。より質の高い練習を。多くこなした者が勝つ。

勝負の世界は非情。だからこそ面白い。

ここから先は

1,722字 / 1画像

¥ 500

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!