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🥖the draft #19 | クスノキの番人
**「クスノキの番人」**は、東野圭吾氏による長編小説です。2020年3月に実業之日本社より刊行されました。
あらすじ
主人公は、不当な理由で解雇され、その腹いせに罪を犯して逮捕されてしまった玲斗。心当たりがないまま送検、起訴を待つ身となった彼のもとに、突然弁護士が現れます。その弁護士は、依頼人の命令を聞くなら釈放してくれるというのです。
依頼人は千舟と名乗る年配の女性で、なんと玲斗の伯母だということが判明します。あまり褒められた生き方をせず、将来の展望もない玲斗に、千舟はこう命じます。「あなたにしてもらいたいこと――それはクスノキの番人です」。
こうして、玲斗は千舟が管理する神社のクスノキの番人として働くことになります。クスノキは不思議な力を持っており、夜になると人々の願いを聞き、叶えてくれるというのです。
玲斗は、クスノキに祈りに来る人々と接し、様々な人生模様を目の当たりにします。また、クスノキの秘密にも徐々に近づいていきます。
主な登場人物
唐沢 玲斗(からさわ れんと):主人公。20代後半。大学卒業後、就職するもすぐに会社を辞めてしまう。その後、アルバイトを転々としている。
千舟(ちふね):玲斗の伯母。神社の管理者。
三枝 唯(さえぐさ ゆい):玲斗の幼馴染。フリーランスのライター。
野村 一馬(のむら かずま):クスノキに祈りに来る少年。
田辺 芳子(たなべ よしこ):クスノキに祈りに来る老女。
作品の特徴
東野圭吾作品としては珍しい、ハートフルなストーリー。
登場人物たちの心の機微を丁寧に描写。
クスノキの持つ不思議な力に引き込まれる。
受賞歴
2021年 第7回吉川英治文庫新人賞受賞
書評
「クスノキの番人」は、東野圭吾氏の新境地ともいえる作品です。これまでとは打って変わって、ハートフルなストーリーが展開されており、読者の心を温かくします。また、 登場人物たちの心の機微を丁寧に描写しており、思わず感情移入してしまうことでしょう。クスノキの持つ不思議な力にも引き込まれ、最後までページをめくる手が止まりません。
東野圭吾氏のファンはもちろん、普段小説を読まない方にもおすすめしたい作品です。
その他
2021年、舞台化されています。
韓国語、中国語、台湾語に翻訳されています。
感想
私は「クスノキの番人」をとても読みました。東野圭吾氏の新境地ともいえる作品で、これまでとは打って変わって、ハートフルなストーリーが展開されています。 登場人物たちの心の機微を丁寧に描写しており、思わず感情移入してしまうことでしょう。クスノキの持つ不思議な力にも引き込まれ、最後までページをめくる手が止まりませんでした。
東野圭吾氏のファンはもちろん、普段小説を読まない方にもおすすめしたい作品です。
以下、「クスノキの番人」に関する情報をいくつか紹介します。
ご参考になれば幸いです。
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— しろくま商社 | Bears' Company (@note_shiro) February 22, 2024
シロ:「僕たちの旅は終わらない!」
しろくま商社:「それでは…また次回の記事でお会いしましょう!」