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🎁the monogatary #75 | 明日

全身全霊。応援する。ただそれだけが。勝利への鍵なのだから。


【第一章】

イチロー

<1-1>

声を出す。それが私の武器である。高校球児としての日々。
私は必死に声を出してきた。

家庭環境はゴミで。ただ野球だけが。私にとっての気分転換。
結果。大学生の時点で私は完全に壊れた。

一度壊れてしまうと。元の状態まで戻すのには。
かなりの時間を要する。

もしかすると。
一生戻らないのかもしれない。

<1-2>

僕の野球との出逢いはいつだったのだろうか。
幼い頃から。僕と野球は一心同体だった。

たしか。最初のキャッチボールは祖父とした気がする。
イチローモデルのグラブと共に。
近くの公園でキャッチボール。

たったそれだけのこと。
それでも。その一瞬が。
僕にとっての幸福だった。

自宅に戻れば。僕は心を閉ざさなければいけない。
罵詈雑言など当たり前。
自宅に響くは叫び声。

そのような中で。僕は勉強に打ち込む。
勉学こそが。現状を打開する術なのだと。

まぁ…それは間違いだった訳だけれども…。


しろくま商社:「そんなこんなで。
今後も引き続き。色々な作品を紹介していければと思う。

また。下記に私の自己紹介をさせていただいているので。
興味があれば是非一読して欲しい。」

シロ:「僕たちの旅は終わらない!」

しろくま商社:「それでは…また次回の記事でお会いしましょう!」