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#4 the story | 殺人考察

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『空の境界』を読み終えた。良い作品だと思う。式は苦しんでいる。そんな彼女を助けたのは黒桐だった。孤独だった彼女にとって、彼の存在は光だった。それは黒桐にとっても同じことだった。起源。それは本能とも呼べるものであろう。殺人考察(後)に登場する殺人鬼は食べることを起源としていた。殺人鬼は仲間を求めていた。ゆえに黒桐や式に対して異常な執着があった。殺人考察(後)ではそんな殺人鬼の葛藤が描かれている。