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🎁#60 the monogatary | あえて歩く

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【プロローグ】

この道は果てしない…。それでも。

【第1章】

<1-1>

学生でいられる期間は短い。ゆえに。日々を大切に生きる。それが私の教訓である。些細な事実。けれど。その積み重ねが未来の自分を形作る。人生100年時代。社会人として生きる時間の方が。学生として過ごせる時間より遥かに長い。モラトリアム。活かすも殺すも。僕次第。

<1-2>

ストレス・パラドックスという概念がある。曰く。適度なストレスは良いパフォーマンスに繋がる。何事も。バランスが肝心である。神奈川県。とてもほのぼのとしている。最寄り駅からバスに乗って通学する。バスは2種類。普通のバス。そして。ツインライナーである。

ツインライナーは途中。南大山駅にで停車する。ここは文化祭の聖地。文化祭の時期になると。私たちは南大山まで移動し。そして。大量の段ボールと共に。学校へと戻るのである。

文化祭。それは文字通り。お祭りである。私が通う学校は。中高一貫校。学年ごとに催しものが異なる。1年の頃は主に装飾を担当し。そして。6年生は演劇を行う。道中は色々と楽しむ。それが我が校のセオリーである。

私のお気に入りはツインライナー。とにかくデカい。そしてカッコ良い。どのバスに乗ることが出来るのか。それは私次第。きっと朝早く通学した方が選択肢は増えるのだろう。しかしながら。つい。私は楽な道を選んでしまう。

友と共に。ギリギリの登校。

他愛ない会話。話題はくだらないことだらけ。時には野球ゲームに熱中して乗り過ごす。あぁ。実に充実している。

そんな毎日。それは普通の日々。学生らしい日々。それが僕にとっては愛おしい。あぁ。世界はなんて素晴らしいのだろう。

<1-3>

カクテル・パーティ効果という概念がある。人が集まれば。会話は弾む。そのような中でも。自分の名前が呼ばれると。つい。反応してしまう。そんな現象である。ビッグデータ時代。私たちはいとも容易く。ネットにアクセスすることが出来る。ゆえに大切なこと。それは緩急である。集中する時間。リラックスする時間。その配分が大切である。

<1-4>

ストレス社会。どんなステージにいたとしても。何かしらの責任が付き纏う。それでも。大切なこと。それは諦めないこと。継続すること。3年間。1,000日。1つの目安である。上手く行けば。今度は5年間と期間を伸ばしていく。私は凡人である。ゆえに。当たり前の努力をコツコツと積み重ねる。