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三神BREAK:CL福岡62位(7-2)

はじめに

今回初めてnoteで記事を書きます、おはしです。
2021年11月3日に開催されたチャンピオンズリーグ福岡大会(以下CL福岡)において、予選7勝2敗で62位といった結果で終わりました。そこで、本戦には進めなかったものの勝率が高かったことから本記事を作成しようと考えました。本記事の無料部分ではデッキ選択の背景とマッチアップまでを、有料部分では今回使用したデッキの紹介や各対面への立ち回りを綴っていきます。

環境考察について

さて、今回のCL福岡のカードプールは、前回のCLと大差がなく、"ふしぎなしっぽ"のミュウが何かしらのデッキに採用されていたり、黒馬に超タイプのザシアンVが採用されている程度であると考えて考察を進めました。それを踏まえての環境予想が以下に示す通りです。ここでのTier予想は大会に持ち込まれる数を判断の基準としています。また、同一Tier間での記載の並びに意味はありません。

Tier1
ミュウVMAX、白馬、スイクン、黒馬
エレキブラスターのクワガノン、三神系統

Tier2
れんげきウーラオス
ゲンガーVMAX、ムゲンダイナ
ルカメタ、リーフィアVMAX

Tier3
レックウザ(雷軸)、ジュラルドン
サンダースVMAX、アイアントLO
連撃インテレオン、悪MM、ハピナスV

デッキ選択の背景

CL福岡の本番2日前に会場付近のホテルに到着した時点では、未だに使うデッキタイプが決まってませんでした。その日の夜、自分の第一使用候補だった特殊エネルギー主体のミュウVMAX(図1)と、調整仲間の三神で対戦したところ、ミュウVMAXは三神に勝てなくはないが、三神本体を倒すプレイをするには要求値が高く、且つこの三神には構築にそんなに無理のない対ミュウVMAXデッキのパーツがあったため、ミュウVMAXはこの三神に対して有利ではないと考えました。そしてこの三神がスペック的にだいたいの環境デッキに勝ち筋があることを知り、構築を共有させてもらいました。

また、VMAX主体デッキの特有の「進化前Vを並べる→次のターンまでにVMAXを引きに行く」といった要求が安定性に欠けると常々考えていたため、たねポケモンのみで展開する三神が安定して強く、連勝できると判断しました。

さらに、去年の夏から三神ザシアンを使ってシティリーグや少し大きめの自主大会に出ていた経験もあったので基本的な三神の動きが頭に入っていました。よって直前に決定してもなんとかなると思いました。

CL福岡の直前に参加したシティリーグや大型自主大会ではミュウVMAXを使ったところ、構築に難があった可能性もありますが、事故が多発して相手の動きやマッチアップに関係なく負けることが多かったです。この経験も三神を選択した要因の一つになります。

画像1

図1  前日まで使用候補だったミュウVMAX


ちなみに裏工作を軸としたデッキタイプは、自分自身が裏工作を使うのが下手であることと、練習が不足していたことから割とすぐに候補から外れました。裏工作の緻密なサーチよりも、デデチェンジやナイトアセットのような山札を多く縦引きする方が好きだし、自分は得意だと思っています。プレイに時間もかかりませんしね。負け筋にはなるけど。

本番でのマッチアップ

1戦目ムゲンダイナ(マタドガス入り)勝ち
2戦目黒馬バドレックス(ザシアンV入り)勝ち
3戦目白馬バドレックス(ダンデ入り)勝ち
4戦目スイクン(インテレオン軸)負け
5戦目ルカメタザシザマ(セイボリー入り)勝ち
6戦目白馬バドレックス 勝ち
7戦目白馬バドレックス(クロススイッチャー)勝ち
8戦目ミラー 勝ち
9戦目ハピナスV(あむプロ)負け

4〜7戦目では後攻、それ以外は先攻でした。

あとがき

シニアリーグの年齢の頃に一度だけ大阪のCLに参加したのを最後に、マスターリーグの年齢になってからコロナでの中止や抽選落ちが続いて約4年の間CLに参加できませんでしたが、やっと今回CL福岡に参加することができ、とても嬉しかったです。また、今回の構築の共有やデッキ調整、日々の練習に付き合ってくれた方々、そして宿と交通手段の手配をしてくれた方々にこの場を借りて感謝の言葉を。


ありがとうございました!!



ここまでが無料部分です。この先の有料部分ではデッキレシピ、採用カードの解説、環境デッキに対するゲームプランなどを載せてます。

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