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汕頭旅行記6 -オラが街で観光できるのか②-

2日目。今日は昼からききさんが合流するんだ

このコロナ禍、観光するには日々のPCR検査が必要だったりします。48時間陰性証明でホテル泊まれるし高鉄と飛行機乗れるはず。なので、観光先でPCR受けに行く必要が。みまちんさんは午前それ、私は朝ご飯へブラブラ。
ここのPCR、人民病院が24h対応だけど、外国人は院内の受付で待って支払ってから外の検査受付に並ばないといけない。検査用のは、人民の人民による人民のためのアプリ。外人は使えない負荷がかかることがよくある。

ゆでたまご

落としたんだろうけど、そこ置かないでちゃんと捨てなや…。

まんと豆乳 中国ではありふれた定番朝ごはん

久しぶりに近場のまん屋さんへ。ここ、前に来た時に、店の人が日本語少し話せてビックリしたところ。日系の会社に勤めていたらしい。こんにちはと挨拶したら、思い出してくれた。
豆乳、「甘くない」やつでと頼んだけど甘い。否定系のリスニングは難しかったか…。「しょっぱい」で頼めばよかったな

ゴミ箱

小籠包の中身だけ食って外捨ててるやついる おま…! なんてことを!

さっきのとこ

戻ってきたら剥けてた なんで?


昼。牛肉火鍋屋へ。火鍋屋は夜からのところが多いけど、調べたら昼のとこがあったのでここで。

いいかんじ
調理場覗けるスタイルが普通 

汕頭の人は、牛肉の鮮度にうるさいらしい。調理場も、変なことしてませんよちゃんとしてますよ、で見せるんだと思う。

中もいいかんじ
ここは店の人用のスペースだけど、見てて楽しい

わかりますかね、神棚と工夫茶が潮汕の特徴です。
あっおにく来た

見た目でもう、いいものだと伝わってくる
真ん中に炭入ってる鍋

潮汕牛肉火鍋でこの形は珍しい方では。でもアガりますね
ほら、牛肉丸もいる キャッキャッ
店のおばちゃんが食べ方を指導してくれた。火鍋奉行だ…! 肉は、食べる人が食べる分だけ取ってしゃぶしゃぶして食べなさいとのこと。汕頭の人は、ガッチリ熱を通さず、柔らかさが残るようなギリが好きっぽい。
うまっ…。
ここ、店も中国っぽい雰囲気でいいし、味も勿論いいし、オススメ。今度麺食べに普通にまた来る。

グレーの目な、かわいい犬っころ
オッドアイな猫っころ

ペット含め、なんだかセンスがいい店な気がする…。
食後は茶楼へ。

穴場
「四点金」て造り

美術館の回参照。真ん中が吹き抜けお庭になってる、潮汕の建物です。汕頭の中心地の茶楼だと、こういう古い建物を利用した茶楼が無い。これは澄海の利点。私が知る限り、他にも2ヶ所四点金の茶楼がある。
入り口に八角形の木があるのは、風水の八掛で鏡の意味で、悪いものを入らないよう跳ね返す、みたいなことらしい。

ちゃんと撮ってなかった

私がホスト側なので、じゃんじゃか淹れてて写真がそんな無い。これだけだとよくわかんないと思いますが、工夫茶の茶器セットです。実際の使用法は汕頭来て見てください。

茶楼で工夫茶は、酒飲めない人にいいかもしれないですね。個室なことが多いので、ゆったりお話ができます。
みまちんさんに「日本に帰ったら何がしたいか」を訊いたら、「漫画喫茶に行きたい」と言っていました。なるほど、確かにそれは日本ならでは。そこから各自のオススメ漫画の話へ。
ききさんから、「逆ハー」というものを教わった。「逆ハーレム」という、ひとりの女の子のまわりに男の子が集まるジャンルがあるらしく、八神千歳というちゃおの漫画家がそれをよく描くらしい。(ウィキにも載ってた) 
世の中は知らないことでいっぱいだ…。
私はとりあえず「エンジェル伝説」を推しておいた。

2~3時間ほど茶した後、ホテルへシェアチャリツーリングしてから晩ごはんへ。ずっと食べてばっか

いっぱい
魚もいる
海沿いですからね汕頭
奥がカニ 手前がエビ
鼻フック状態

汕頭の中でも澄海区、ガチョウが名物。中国はアヒル食べるけど、ガチョウは全域ではないみたい。ここだと市場にも普通に店があり、家でのごはん用に買っていく人も多いです。

この店はガチョウ屋だったんですが、それ故か良い肉の部分はこの日もう売り切れだそうで。残ってたのは首の肉。卵、血固めたプルプルのやつ、肝(フォアグラ…?)が。例の如く私は口を閉ざして注文していません ありがとうございますホント

あらーたいへん

前日食べてなかったカニのヅケも!

生だよ

あーおいしいおいしい なんでみんな汕頭来ないのかなー 来れば食べられるのになー

中国の晩ごはんタイムは18時台からで早い。まだ時間がありますね、そうだ、あそこ行きましょう

雰囲気あるカフェ
猫だらけ

猫カフェです。ここは20時に猫が大解放されるカフェ。中国は野良猫多いけど、飼い猫はそれに比べるとデカい。栄養状態の違いが顕著。
猫に目が無いききさんは、すぐ猫吸ってた。ホントにいるんだ猫吸いって…。
日本のように猫用の餌があるとかではなく、普通のカフェに猫がたくさんいるところ。15匹以上いたはず。みんな大人しくて優雅に店内を歩いています。

カフェの雰囲気も素敵 

壁に飾られている写真は、老板がチベット旅行で昔撮ったものらしい。猫たちもみんなチベット語の名前だとか。

まだ食う

ケーキが売り切れで、ワイマイできたケーキは私の馴染みのパン屋のケーキ。ここ美味しいんです。

最終的に、みまちんさんが猫抱っこできてて、ききさんが猫らに危険人物と覚えられていた。私は積極的に触りも構いもしないので、つまらない人間だと思われたかと。人生。

0時頃まで開いてる

2日目もいっぱい遊びました。3日目がラスト。

〜③へつづく〜


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