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一歩

陽陰です。
気づいたら2023年はだいぶ前に思えるし、もう2月。
もうすぐちょっと、いやかなり大事なイベントがあって(バレンタインじゃない)期末テスト。
もうすぐ中三。そしてnoteはじめて一年とちょっと。
光陰矢の如し、時間の流れって怖い。

さて最近、どうにも二次感情に振り回されている気がする。
具体的には、小学校の頃の話がまた解凍され始めていること。
noteには書いていなかったけど、自分はもしかして「複雑性PTSD」とかいうやつを少なからず持っているのではないか、と考えるようになってから、小学校の高学年、あの時のことをあまり覚えていないことに合点がいくようになった。
あ、小学校の高学年になにがあったかもあんましnoteで書いてないな。
これから書くこともあるかもしれないし、書いておこう。
大きく分けて二つ。
1 先輩から嫌がらせ
2 友人の間で板挟み、仲間外れなど
以上、二本立て。
いや、改めて文章にすると些かヘヴィな気がしないでもない。
一個目。
部活(?)で先輩に口答えばっかりしてたらそのあと、その先輩含む何人かの前を通るとくすくす笑われたり、悪口言われたり、その先輩と同じクラスの人とすれ違うと笑われたり、無視されたりするようになった。
嫌だったな、あれ。

「①自分より弱い者に対して一方的に、②身 体的・心理的な攻撃を継続的に加え、③相手が深刻な苦痛を感じているもの。なお、 起こった場所は学校の内外を問わない。」

文部科学省サイトより

いじめの定義は上記の通りだそうだから、何人かで行われていたあの時のいやがらせも、もしかしたら「いじめ」であったのかもしれない。一方的じゃなかったかもしれんけど。
先生にも相談してみたものの、「歩み寄ってみましょう」みたいなこと書かれた。当時かなり生意気なガキだったことは承知しているため自分も何も言えないのかもしれない。非は自分にあるのかもしれない。
それでも嫌だった。

二個目。
友人たちと遊ぼうとしたら、「陽陰ちゃんとは遊べない」って言われるのが何回か。あとからそのうち2人、AとBから、「ごめんね、○○ちゃんが陽陰ちゃんとは遊びたくないってあの時言ってたから・・・」みたいに謝罪されたが、事実かはわからない。どっちにしろ知ったこっちゃないな、と今になって思う。それから、しばらくして、前述のAとBと自分、そこにCとEを加えた五人で遊ぶようになった。
最初は仲がよかったものの、だんだん、仲間割れ。
AとBと自分の三人でいるときに、「CとEが陽陰ちゃんの悪口言ってたよ」みたいに言ってたり、逆にCとEといるときに「AとBが陽陰ちゃんの悪口言ってたよ」ということもあった。悪口自体は男子から、「ブス」「デブ」「ぶりっこ」とか、女子から「ぶりっこ」「男に色目使ってる」「いい子ちゃん」とか言われたりしてたこともあったから、内容も似たようなもんで慣れた気になってたし、「AとBが陽陰ちゃんの悪口言ってたよ」と言われたときに「ふーん、なんて言ってたの?」くらいに聞き返す胆力はあった。
たぶん強がってただけだけど。
まあそんなこともあって誰を信じりゃいいのかさっぱりわからなくなった。
CとEと遊んだら、AとBに「なんでCとEと遊んでたの?」みたいに言われたこともあったし。
その後いろいろあって流れでAとBと仲良くするようになったんだけども、なんであんな人たちと付き合ってたんだろと今思う。
誰かの悪口を言うのに巻き込まれて自分も言ってしまっていたこともあれば、はたまたBから「Aが陽陰ちゃんの悪口言ってたよ」と言われたりとか。
幸いAは別の中学に進学したけど、Bは今、自分の隣の席。やってられん、かかわりたくない、Bも完全な悪人じゃないのだから恨みたくないと思ってたのに。かかわってしまうとどうにもあの頃が思い出されて恨みつらみが出てくる。
カウンセラーの人に言ったら「クラス分けてもらえるかも」とのことだったので、先生に相談したけど無理そうだった。
まあそうだよね、過去のことだから。とは思うけど、やっぱり割り切れない。先輩の時もそうだった、あとになっていじめアンケートに書いたけど、「今はされてない」といったあとは何もなかった。注意とかしてくれることを望んでたけど、まあ過去のことならどうしようもなかったんだろうなと察しが付く。
自分に対して何かしらの悪影響を与えていった人たちに対して、何か報いがあってほしいと思うのはある意味当然のことだと思いたい。
この世に完全なる悪人などいない、誰かの悪人は自分にとっての善人で、自分にとっての悪人は誰かにとっての善人である。というのは持論。
先生にも同じようなことを言われた。
わかってるんだけどさ、とぼやきながら学校で紅茶を啜った午後5時、それでもやっぱりみんなみんな完全に恨んでしまいたかった。
タイトル「一歩」にしたけどちっとも進んでなんかいやしない。
むしろ後退してる。
最初に「二次感情に振り回されてる」と書いた。
二次感情、とは主に怒りとか恨みとかをいう。怒りとか恨みとかの前には一回、悲しみとか苦しさ、後悔、恐怖とかが存在してるらしい。要は傷の前に煙を巻いて強がってるのが怒り、なんていうふうにも言える、と。怒りとか恨みに振り回される前にまず傷に向き合わなくちゃいけなくて、そこに向き合おうと今頑張ってるけどキツくて、むしろどんどん怒りとかに振り回されてる気がする・・・って話を書こうとしてだいぶん長くなった。
でも傷はだいぶ放っておいてしまったから膿んでるし、煙だって煙草の比にならないくらい巻いてあるし、なんなら記憶だってまだ水の中な部分、水の中にもなくてもう完全に忘れてしまったところだってあるかもしれない。それでも向き合わないといけない。散々逃げてきたのだ、あたりまえだ。人を完全に恨み切ってしまう勇気もない。
多分どうにかなる、いやしなきゃいけない。
良い締めくくりも思いつかないから、ここでおしまい。

また今度。
以上、陽陰でした。