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燃え殻さんの煙

隣りは建設中で、作業のジャリジャリッというスコップの音がする。今日はコンクリートやってるのかも。いつもよりすごい。我が家の庭は、大家さんが植えたい放題なので、手入れが行き届かず、隣りの敷地にも枝葉が飛び出したりして、結局工事の人が刈ってくれることになった。境界の決まりはたいへんみたいで、これからどうなるだろねと、母と話している。お隣りさんは、美容院らしい。きれいにしときたいでしょう。


ところで、話は変わって、先日買った本、

燃え殻「それでも日々はつづくから」

これがよくって、少しづつ読んでいる。力の抜け具合がいい。ご本人の人柄の問題だろうか。さらけ出し方も、読みながら、えーそんなことも書くの?とひとりで突っ込みながら読んでいる。だからこんないい作品になるのだろう。わたしは、身をもって体験したことを書けてるだろうか。そこまで出せてるだろうか、疑問だ。まあそうはいっても、自分にはないものを求めても仕方ない。いいものはいいと、燃え殻さんの心ほぐされるエッセイを読む。


若い頃はこんな時、なんでわたしはこんなふうにできないのだろうと比較して悩むことは当たり前だった。今そういうことあまりないなあと、ふとおもう。人は人でしかない。ずいぶん楽になった。



それでは、またお会いできますように。
ありがとうございました。

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