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女性エンジニア現場日記-面談編⑤-

エンジニアが次の職場に参画する場合、必ず通る道筋として面談というものがあるのだが、これは本当に個性豊かである。だいたいパターンは決まっているものの、なぜか面談が1回とか2回などという場合がある。最近は有難いことにWeb面談が増えてうれしい。なぜかというとスーツが無いのだ。黒い上着が一枚だけっていうーことです。

IT業界に入ってすぐは正社員だったせいもあり、その回数というのが何やら全く理解していなかったのだが、どうやら一回目は、すぐ上の紹介して頂いた会社さんであり、2回目が本当の業務を一緒にするまたは、業務を一緒にする方の上司にあたる方 という構図だと最近ぐぐってみて情報が出てきたのでやっと理解できた。

まず、思ったのが一回目って、ホント本当に申し訳ないのですが、別にやらなくていいんじゃない?って率直に思いました。なぜ?って、スキルシートを見て、あれやこれや質問して来られる内容が余り技術面の内容ではないのです。(あれ?これエンジニアの面談ですよね?)と何度か言いそうになった程です。定時だとか週5日出来るかとか、残業できるか、とかまーわからんでもないですが、ある企業さんの一回目面談で「何か勤務するのに不都合な事な無いですか?」などいろいろ聞かれて、特に無かったので、「無いです」と答えると。暫くずーーーとWeb面談で沈黙が続き、質問自体が無い事が、かえって担当者の方に悪い印象を与えた様子でした。多分なのだが、女性だと結婚、出産、子育てなどあらゆる事情があって、週3やら週4やらを希望している方や、正社員でも時短と言う働き方があってその事情を話して来るのだと思って待っていたのだと思うが、残念ながらそこは特に事情もないので、(そりゃたまに虫歯が痛くなったりすること位はあるが。。。)まあ社員全員がリモートの会社だと結構全体的に融通が効く会社さんが多いというデータは出ているので、そこは特に無いのだがなぜ女性に限ってここを聞こうとするのか若干意味不明。全てそれ男性にも当てはまるステージだと思いますし。。(産む行事以外は)なにやらそこらへんもエンジニア業界ってまだまだ日本の古い慣習の塊なんですね。令和なのに不思議です。

その後、二回目面談が来るという事でしたが、フェイドアウトされたような気がして、ここは待っていられないなと思い、次の面談に行く事にしました。まあそれでだいたい早いお返事もらう。または自分で入って馴染めそう という所から参画させて頂くという流れのようです。

なにせ、自分は最初、派遣エンジニアとフリーランスエンジニアの違いがわかってもいませんでした。ただ、参画時に書類の手続きなどする時と会社の方の説明など教えて頂くと、なるほど契約形態が違うのだなと気づきました。うーーん、ここが自分には頭を悩ませるところでした。エンジニアは事務処理作業になると、なぜか普通に事務処理を難なくしている方より面倒に思ってしまいます。しかも、xx法でそうなっています。とか会社によって若干やり方が違うなど。。。頼むよーお願いだから統一してくれないかーー!と叫びたくなる時がありました。エンジニアにはどちらかと言うとこういった制度面の説明や教育を重点にしてほしい。だって技術は放置していても自分でやるのだから。。。

あー、スタートアップ企業など始めると、エンジニアだった知人が殆ど経営面の勉強しかしなくなって、コード書く時間が無くなる。。と言っていた事がやっと分ってきた気がします。だから新規にエンジニア単体の人を雇うのですね。何気に理解できました。そうですよね、自分がいち企業に入った頃も、純粋にコード書ける時間が2割ほどで、設計書だの後輩の環境整えてあげるだの、社内のxx委員とか、訳わからん雑務などそういうのに日々追われて1日8Hが終わっていた気がします。そのうち新入社員さん対応、インターシップ対応などしていると、もう目がまわります。

派遣でもフリーランスでも、とりあえず、目先のコードを書く事に集中できるのはとても有難い事でとても嬉しい毎日ではあります。日々コード書き精進です。でもGit公開出来るほとのモノまだ作っていないんですよねーー。公開で来ている皆さんを目標にがんばりたいです~~!

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