Mavericks, Inc

東京大学・大学院卒のメンバー5人で創業されたチームです。国内No.1のAIツールデータ…

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東京大学・大学院卒のメンバー5人で創業されたチームです。国内No.1のAIツールデータベース https://sayhi2.ai/ja を運営しながら生成AIの次世代プロダクトを開発しています。Xでも情報発信中です。https://twitter.com/sayhi2ai_jp

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    AIに関連する重要ニュース・ビジネス動向について発信するマガジンです。週1回以上、業界無関係にビジネスパーソン必見の内容をお届けします。

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【AIアップスケーラー】 カクダイV1を公開 (Part 1/3)

本記事では、私たちが作ったAIアップスケーラー「カクダイV1」の使い方を解説し、ワークフローも無料公開いたします。まずはカクダイV1のデモ動画をご覧ください! AIアップスケーラーは,特に海外を中心に生成AIを用いた創作活動で広く使われる技術となりつつあり、今後さらに普及していくと予想されます。 しかし,その便利さに反して利用するハードルが高く,誰でも使用可能な高品質のAIアップスケーラーがあればと思い、今回作成・公開するに至りました。 カクダイV1は公開されたワークフロ

    • 【2024/03/18】 世界初のAIソフトウェアエンジニア「Kevin」はやはり一味違った...!ChatGPT搭載の人型汎用ロボットが登場など

      LLMの更なる可能性を感じさせる話題が目白押しの一週間でした。先週発表されたインパクトの大きかったニュースや注目ツールを紹介していきます! 生成AI特化開発チームMavericksは、Xやニュースレターにおいて、AI情報を日々発信しています。本記事の内容を有益だと思った方は、是非これらもチェックしてみてください! 1. 直近のビッグニュースTop 3① 世界初のAIソフトウェアエンジニア「Kevin」が発表 ふわっとしたタスクであっても、自律的に判断を繰り返し、解決でき

      • 【2024/03/11】 ようやくGPT-4を超えてくれたClaude 3は、実は無料で使用可能!さらに長所・短所を、実例を交えて解説など

        先週発表されたインパクトの大きかったニュースや注目ツールを紹介していきます。特に、ようやくGPT-4を超えてくれたと話題の「Claude 3」について重点的な解説を行います! 生成AI特化開発チームMavericksは、Xやニュースレターにおいて、AI情報を日々発信しています。本記事の内容を有益だと思った方は、是非これらもチェックしてみてください! 1. 直近のビッグニュースTop 3① ようやくGPT-4を超えてくれた!Claude 3が公開 今まで数多く「GPT-4

        • 【AIアップスケーラー】 カクダイV1の使い方解説 (Part 2/3)

          Google Colabを使用したカクダイV1の動かし方について解説します。ローカルで動かしたい方は、第二章のローカルで実行する、をお読みください。 カクダイV1そのものに関しては、以下の2つの記事にまとめています。 1. Google Colabで実行する準備1: Google Driveのストレージ拡張 モデルやコード等のデータをGoogle Driveにダウンロードするにあたって、無料枠である15GBを超える20-30GBのストレージ容量が必要になります。月額わず

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        【AIアップスケーラー】 カクダイV1を公開 (Part 1/3)

        • 【2024/03/18】 世界初のAIソフトウェアエンジニア「Kevin」はやはり一味違った...!ChatGPT搭載の人型汎用ロボットが登場など

        • 【2024/03/11】 ようやくGPT-4を超えてくれたClaude 3は、実は無料で使用可能!さらに長所・短所を、実例を交えて解説など

        • 【AIアップスケーラー】 カクダイV1の使い方解説 (Part 2/3)

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          【AIアップスケーラー】 カクダイV1の詳しい解説 (Part 3/3)

          AIアップスケーラーのデモ、背景の解説については、以下の記事に書きましたので、未読の方はご覧ください! 本記事では、カクダイV1について、開発者やクリエイターの方向けにより踏み込んだ解説を行っていきます。 様々なAIアップスケーラーと要素技術せっかくなので、Hires.fixから始めて、Ultimate SD Upscaler、TiledDiffusionなどのお馴染みの手法から、Iterative Upscaler、Ultra Upscaler、CCSRモデルなどの最新

          【AIアップスケーラー】 カクダイV1の詳しい解説 (Part 3/3)

          我々は高度化したAIエージェントを安全に使いこなせるのか?

          はじめにこんにちは、sayhi2.aiです。本投稿は、生成AIアドベントカレンダー19日目の記事となります。 生成AIの登場によって世界が大きく変わっています。入力フォーマットが柔軟・直感的になることで、AIを使いこなすのが非常に簡単になりました。また、難解な記事の要約、一貫性を保ったアニメーション生成といった広範なタスクを、人間より遥かに速く解くことに成功しており、その精度は時に専門家を超えます。このような能力は、制御性・正確性・速度の観点で、今後も信じられないスピード

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          【超速報】 GoogleのGeminiのデモ動画は本当にフェイクなのか?

          先に結論Geminiに与えられたテキストや回答文は、実際のものから編集されており、その編集は「恣意的」なものであった可能性が高い。 特に冒頭に与える指示文に、精度を向上させることに特化した文章が含まれていたよう。 回答生成時間が実際と同じなのか、動画の入力をどう扱ったのかなど、依然として不審な点が多くある。 ※ 2023/12/8 16:30までの情報をもとに執筆しています。変更があれば適宜追記していきます。 これまでの経緯昨日GoogleがGPT-4越えのAIモデル

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          LLMのもたらすリスクとその対処法を素早く正確に理解する

          GPTsの登場により、誰もが簡単にカスタムチャットボットを作成できるようになりました。連日、多くの便利なGPTsが紹介されていますが、公開する際のリスクについては軽視されがちです。GPTsは非常に脆弱であり、例えば、世に公開されているほとんどのGPTsから、添付ファイルの情報を簡単に抜き取れてしまうという研究が発表されています。 ユーザー目線、LLMを使用する際のリスクとして「著作権侵害」「情報漏洩」「ハルシネーション」が挙げられます。この3つのリスクに対して、どういったス

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          Googleトレンドから見る2大画像生成AIの動向

          2022年7月に Midjourney のベータ版がリリースされてから、1年以上が経過しました。この1年の動向を Google トレンドを用いて振り返ってみることで、画像生成分野における日本の特異性や、ブレイクスルーとなった出来事が浮かび上がってきます。 1. 2大画像生成AI2022年秋に、Midjourney, Stable Diffusion が立て続けにリリースされ、画像生成AIブームが巻き起こりました。プロが描いたイラストと、一見区別がつかないレベルに高品質な画像

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          After Dev Day: 競合調査から見るOpenAIの強かな戦略

          先日のOpenAI Dev Dayの発表は、アプリケーションの最前線を再定義するものでした。安価なAPIの提供や高度な機能の開放によってもたらされた開発の熱狂はさめやらず、独創的なAI Assistantや革新的なアプリケーションのデモが続々登場しています。 先日の投稿ではOpenAIの目指す未来について書きましたが、今回は以下のようなデータに基づいてより踏み込んだ考察をしてみました。 ChatAI市場においてChatGPTに次ぐアクセス数を誇るcharacter.aiと

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          Dev Day から紐解く OpenAI が目指す人類の未来

          先日行われた OpenAI Dev Day のリリースが各地で話題になっています。 GPT-4-vision のAPI提供の発表など、開発者やクリエイターに今後与える影響は凄まじいものになっていくでしょう。中には、ある種の恐怖を感じた方もいらっしゃったのではないでしょうか。 突然のアップデートを境界に、世界の勢力図をガラリと変えるほどの影響力を持っているOpenAIですが、果たして彼らはどこに向かっているのでしょうか。彼らの掲げるミッションから考えてみました。 OpenA

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          OpenAI Developer Day 総括

          2023年11月6日 (現地時間) サンフランシスコにて OpenAI 初となる Developer Day (通称: Dev Day)が開催されました。 目次に沿って、今回の発表を解説します。 発表内容[重要]GPT-4 Turbo の導入 GPT-4 新しいモデルとして GPT-4Turbo が発表されました。 コンテキスト長が32Kから128Kと大幅に増加し、本1冊程度の入力が可能になりました。洋書であれば専門書1冊をを入力することも可能なサイズです。 ※ 標準

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