麻雀プロ 団体ごとの違い①
(執筆後)
ルールの違い中心に書こうと思ったらめちゃ長くなったのでルール関連は次の記事です。設立とか人数とか興味ある方は最後までも観ていただけると嬉しいです。
みなさん麻雀楽しんでますか?
今回はプロ麻雀団体の違いの記事を書いてみます。
Mリーグが始まる前からCSチャンネル等で見ている方は知ってるよと思うかもしれませんが、自分なんかはMリーグがきっかけで麻雀対局をしっかり見るようになりました。
また、プロ雀士も、ホントに有名どこしか知りませんでした。
特にメディアに出やすい連盟プロ中心でした。
Mリーグが始まってから、他の団体の存在など知ったので、
見る雀の方や、最近麻雀覚えてみるようになりましたみたいな人向けに執筆してみました。
なお、自分が調べた範囲内なので多少違ってしまう内容もあるかと思いますがご指摘いただければ幸いです。
人数なんか載ってないので団体ホームページから手で数えました。(笑)
そんな感じでよろしくお願いします。
≪そもそもプロ団体とは≫
今回は、競技麻雀のプロ団体をご紹介。
wikipediaによると競技麻雀とは、
また、今回紹介する団体は、
ということで、
・最高位戦日本プロ麻雀協会
・日本プロ麻雀連盟
・日本プロ麻雀協会
・RMU
・麻将連合-μ-
を紹介します。
紹介するのは、
団体概要と人数、主要リーグ戦、ルールの違いなどです。
≪最高位戦日本プロ麻雀協会≫
起源は一番古く、この団体から他の団体に派生していったらしい。
まぁ結構ごたごたしたらしく、あんまりぐちゃぐちゃしたことは書きたくないので割愛。
人数は、780人くらいで5団体では2番目に多い。
リーグ戦は、「最高位決定戦」。
現在の最高位は鈴木優p。今年Mリーグのパイレーツに指名された。
Mリーグでいうと、村上p、園田p、たろうp、丸山p、近藤p、茅森p、瑞原pが所属。
(あと石橋pと朝倉pが所属。)
AからDまでリーグがありAリーグの上位3名と前年度最高位が【最高位決定戦】に進出し、勝者は「最高位」の栄誉を手に入れる。とのこと。
≪日本プロ麻雀連盟≫
一番メジャー?なイメージ。
所属人数は820名くらいで一番多い。
Mリーグには、二階堂アキp、ルミp、勝又p、佐々木p、滝沢p、高宮p、伊達p、内川p、岡田p、白鳥p、萩原p、瀬戸熊p、黒沢p、本田p、東城p、魚谷pが所属。(あと和久津pと沢崎p)
一番多いだけあってMリーガーの数も多いです。
昔からメディア系に強い(MJとか)からか、知名度が高い人が多いイメージです。
リーグ戦は、「鳳凰戦」。
30年以上の歴史を数える権威あるタイトル戦。
A~Eの各リーグに分かれて、A1、A2は1年、B以下は半年ごとの成績により昇降級を行っている。
A1は12名でその年の上位3名と前年度の鳳凰位により、4日間半荘16回を闘う。
現鳳凰位は佐々木寿人p。Mリーガーです。
≪日本プロ麻雀協会≫
人数は512人で3番目。
平成22年設立(2010年)ってなってるので比較的新しいですね。
Mリーグには、松本p、堀p、そして新Mリーガー渋川pと仲林p。
実況の桃ちゃんもここです。
リーグ戦は。「雀王戦」。現雀王は渋川難波p。
≪RMU≫
設立趣旨はざっくりといくと、
近年、インターネット等を通して麻雀愛好者が急速に増加。
⇒麻雀やる人増えたけど、プロの地位は向上したのか?していない。
⇒そのもっとも大きな理由として、普及・啓蒙活動の怠慢が挙げられる。
⇒賭けない健全な遊技としての麻雀を世に広め、圧倒的な愛好者の支持が基本前提にあってこそ、初めて技術の優れた競技者が注目を浴びるはず。
⇒財政面でも身内ではなく、賞金を提供するスポンサー企業が続々と名乗り出られるような、魅力ある、健全な組織体を創り上げていくことが重要。
⇒我々は、これらの課題を克服し、真のプロ競技界を創出すべく、【RMU】を設立します。
⇒目指すところは、競技としての麻雀を確立し、競技者を発掘・育成し、その社会的・経済的地位を獲得することです。
ざっくりでこんな感じです。(笑)
かなり特殊な評価方法をしたりしていますが、プロ雀士と名乗るならそれで食える実力・品格が必要だということですね。(自分の解釈です)
人数は100名程度。(プロライセンス+女流)
リーグ戦は、「令昭位戦」。現令昭位は、河野高志p。
多井pは団体の代表です。
≪麻将連合-μ-≫
1997年設立
人数は19人(認定プロ)で5団体で一番少ない。
リーグ戦は、「μリーグ・将王決定戦」
μリーグの上位3名が将王決定戦に進出、現将王を加えて15回戦を行い、将王を決定する。
現在の将王は小林剛p。パイレーツ所属で、麻将連合唯一のMリーガー。
≪プロ団体を比べてみての感想≫
最高位戦から派生し様々な団体が誕生しているが、
共通して言えるのが、「麻雀の普及」というところかな。
普及のさせ方の違いが団体で違うみたいな感じ。
あとは、麻雀プロとは?プロ雀士とは?
という解釈がじゃっかん違うのかな?
プロ雀士と呼ばれる人は、2000人以上いるわけですが、
その中にはサラリーマンと兼業とかで麻雀だけで食べてる人はほとんどいないのが現状なんですねー。
これをどうにかせんといかんやろっていうのが、RMUとか麻将連合とか。
なので簡単にプロ認定しないわけなんですが。
(もちろん他の団体もいっぱいいろいろ考えてます。わかりやすく認定数で価値を考えた場合わかりやすい。)
なかなか難しい問題ですよね。
結局バラバラな団体が違う基準でプロとして認めてて、いまから1つになったらいいのかといわれてもよくわかんないですし。
ただそこに表れたのがMリーグなんですよね。
団体の垣根を越えてMリーガーになればある意味みんなが認めてくれるプロといえるので(ここも賛否はあると思いますが)。
これは既存の麻雀団体がやろうとしても絶対まとまらなくて、サーバーエージェントというか藤田社長だからできた偉業ですね。
ホントはルールの違いを一番書きたかったんですが、長くなったのでここまでにします。
ルールなどはまた次回。
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