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初めてのポーランド:チェンストホーヴァのヤスナ・グラ僧院

 ポーランドについて調べていたら、ヤスナ・グラ僧院に行くべしとの記事を見つけたので行ってみることにしました。あまり日本からのツアーで行くことはないようですが、想像以上に綺麗な僧院でしたのでお勧めです。

 「黒いマドンナ」は写真で見るよりキラキラして綺麗でした。僧院の中では頻繁にミサが行われていました。私は日曜の夕方のミサと月曜の早朝のミサに参加しました。朝5時から夜9時まで開いています。夕方までは大きな荷物を預かってくださる場所もあるようなので、3〜4時間の時間を確保すれば、宿泊しなくてものんびりできそうです。

チェンストホーヴァへの行き方

 ワルシャワ→チェンストホーヴァ→クラクフという経路で、ICを使いました。座席は1等と2等があります。jakdojadeというアプリを使って乗車券を携帯で購入することができます。クレジットカードを紐づけておけば、いつでも簡単に購入することができます。ただし、アプリのwalletに少しずつ入金するので、最後は少し余ってしまいますが、またポーランドに来る予定なので大丈夫です。また、登録する際に生年月日を入れますので、自動的にシニア割引になったりするようで、その点は便利かなと思います。混雑した駅でお財布を出さなくていいことも気に入っています。車掌さんが来たらアプリ上に表示されたQRコードを見せます。

 列車は乗り換えのない直通を選べば安心です。platformとtrackを確認して、待つ場所を決めます。ワルシャワの駅には、電光掲示板で自分の号車を確認することができました。時間はとても正確でびっくりしました。

ワルシャワ駅のホームには、こんな表示がありましたので、どこで待っていればいいかもわかります。電車は表示通りの場所に停まりました。
ワルシャワ駅の様子。10分くらい前になると次の電車の表示がでます。

 車内の表示でどこを走っているか、次の駅はどこかなどわかりますし、Googleマップでも確認すれば安心です。


駅でエレベーターを探していたら助けてくれた親子。お嬢さんが日本から帰ってきたのでお迎えに行っていたそうです。ホテルまでの行き方も親切に教えてくださいました。東京と大阪に行って楽しかったと言っていました。

駅からメイン通りを通って徒歩30分くらいです。駅からメインストリートをまっすぐ歩くと見えてきます。9月の中旬でしたが、少し紅葉している感じでした。この道を歩くだけでも気持ちいです。

朝は通勤や通学でこの道を歩いている人も多いです。少し葉っぱが黄色くなっています。
全体はこんな感じです。左手裏から入ります。
門にも「黒のマドンナ」のモチーフが・・

キラキラしていました。ミサの時は人が溢れていました。映画のワンシーンのようでした。
「黒いマドンナ」
ミサでは美しい歌声も聴けます

今回のお宿は「Hotel Złote Arkady」、1泊9,000円で朝ごはん付き、ソファーセット付きの広いお部屋でした。お隣がボーリング場でちょっとユニークですが、レストラン併設で便利なお宿でした。朝ごはんも美味しかったです。夕食もリーズナブルなお値段で美味しくいただけました。

ヤスナ・グラ修道院(Zespół klasztorny paulinów na Jasnej Górze)は、ポーランドチェンストホヴァにある、聖母マリアに捧げられたカトリック教会修道院である。ポーランド中から巡礼が訪れる。ヤスナ・グラの聖母と呼ばれる御絵(イコン)は奇跡的な力を持つとされており、ヤスナ・グラ修道院の最も貴重な宝とされている[1]
1382年オポーレ公ヴワディスワフ・オポルチクに招かれてハンガリーからやってきたカトリックの司教団が建設した。このあたりでは最も重要とされる聖母マリアのイコンがあるため、数百年にわたって巡礼地となっている。ヤスナ・グラの聖母は数々の奇跡を起こしてきたとされ、崇敬されている[2]。たとえば17世紀の大洪水時代スウェーデンに侵略された際、この修道院が包囲されたにもかかわらず奇跡的に残ったのは、このイコンが守ったからだとされている。この一件は軍事的には重要ではなかったが、これによってポーランドの抵抗が盛り上がった。ただしポーランド側は即座に戦局を盛り返したわけではなく、クリミア・ハン国との同盟後にスウェーデン側を撃退することができた。その直後の1656年4月1日、ポーランド王ヤン2世リヴィウの大聖堂で、神の母の庇護の下に国を捧げることを誓い、彼女を彼の王国の守護者にして女王とすることを宣言した。

Wikipedia



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