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○中央幹事会 山口代表あいさつ 2024年4月11日(木)10時33分~@党本部


日米首脳会談が行われ、首相の訪米がいよいよ、成果が注目されるようになっている。その中で議会演説も行われ、また地方視察もこれから行われる状況なので、実り多い成果を期待したい。
一方で、いろいろな対話が周辺でなされている。例えば、中国の習近平国家主席と台湾の馬英九元総統との対話。あるいは、中国と関係の深い国々の対話なども次々と予定されている。そうした中で、韓国の国会議員選挙が行われ、結果が判明しつつある。こうした状況を踏まえたときに、これからそれぞれの陣営の中を固めるということだけではなくて、やはり活発な相互の対話が生まれていくということが重要だ。
特に、日本が関わるものとして注目すべきは、日中韓の首脳会談である。中国でいえば、李強首相が出席する日中韓の首脳会談が予定されながら具体化してこなかった。しかし、韓国の国会議員選挙が終わるので、その後、日程を調整し、5月の下旬にも行われるのではないかという観測が出てきた。もうかねてから模索されており、それぞれの関係者から日程を調整中ということも聞いていたので、これが実現することを期待し、この間のさまざまな動きを踏まえた上での日中韓の今後を展望する、そして地域の安定と協調を生み出していく。そうした対話ができるようにしっかり政府にも対応してもらいたい。
今後、こうした日中韓の対話というのは、継続的になされていくということが重要である。コロナの関係で2019年以来なされていなかった。本来であれば、その三つの国が輪番で主催国になり、これを重ねていくという流れである。韓国で行われれば、次は日本が議長国として、これをつかさどるという順番になるので、そうしたことが継続的に行われていく。コロナ後の開催ということに注目しながら、対話を深めていくという流れを公明党としても政府を後押しして行っていきたい。
どうぞその辺も視野に入れながら、国際情勢を見て、そしてまた国内の課題に挑戦していく。そういう取り組みを行っていきたいと思うので、どうぞよろしくお願いします。

以上

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