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【速報】2024年2月29日(木)10時30分~@党本部4階会議室山口代表中央幹事会での冒頭発言

2024年2月29日(木)10時30分~@党本部4階会議室

山口代表中央幹事会での冒頭発言


今日午後、政倫審が衆議院で開かれることになり、そして今日は自民党総裁としての岸田さん、さらには武田さんが弁明をするということになる。また明日は、清和会の4人の幹部が午前午後行うということになる。先立って昨日の朝、岸田総理からお電話があった。政倫審が膠着状態になっていると。このままでは、国民の不信はますます強まる、深まるばかりだと。ここを何とか打開をしたいと。そのためには私自身が政倫審に出ると。そういう決断をして、志ある人にきちんとフルオープンでやりたいので、その後それに従ってもらいたいと、そう思っていると。そういうお話をいただいた。

世の中の関心は、既に名前の出ている5名がどう政倫審で弁明をするかということに関心があるわけだが、総理ご自身が自らそういう流れを作りたいと、そういう意思が強く感じられたので、私もその決断を歓迎するということにした。結果として、今日明日で合計6名の方が政倫審に出るということに決まったわけである。

それに先立って火曜日の記者会見の折に、この政倫審が行き詰まっている状況について、何のために政倫審をやるのかと。そこを踏まえていくことが大事だと。どうやるか、誰がどう言うか、あくまで説明責任を果たした上で、この結果として政治に対する信頼が回復していくことが大事だと、政倫審のあり方を巡って、かえって政治不信が深まるようなことは本末転倒であるということを、申し上げた。総理も同様の認識のもとでご決断をされたものとそう思われるので、ぜひこれが政治の信頼の回復に結びついていくような、弁明と審査会でのやり取りを期待したいと思う。

そこでこの政倫審の動きが見えなければ、予算の審議には応じられないという野党の態度であったが、その意味で野党と合意を政倫審で行ったと。そしてまた総理総裁としての決断を活かすと。こういう取り組みをしたわけであり、この予算について今日中央公聴会やっているが、いよいよ年度内自然成立が確保できるような衆議院の予算の可決送付、これをぜひとも調整をしてやり切っていただきたいと思う。

もう、残る時間はない。タイムリミットは3月2日までに可決送付するということである。しかし土曜日であるから、そこは与野党いろいろ事情もあるだろうから、やはり明日をどう生かすかということにかかっていると考える。ぜひともこの与野党合意の上で衆議院できちんと御議論をして、可決これをしていただきたいと、強く参議院の側からも期待申し上げておきたいと思う。特に、来年度予算は、今、能登半島地震の復旧の過程にあったが、これを大きく前進をさせる財源の裏づけを新たに修正までして、事前に党首会談を行って、予備費を積み増しするということを措置したものであるから、ここはぜひとも年度内成立を図って、被災地の皆さんに希望をお届けするということが大きな判断になると思うので、どうかそうした年度内成立に向けての衆議院の可決送付をしっかりとやり遂げていきたいと思う。

ぜひ国対委員長を中心に衆議院頑張っていただきたいと思う。

 

        以上

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