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忘年会、スマホで格付け番組を再現してみた!

年末年始に放送されている格付け番組みたいなものをやりたい!
と幹事から相談があり、100名の忘年会で楽しめる方法を検討しました。

準備

チームメンバーのKさんがスマホでの映像接続テストをしており、ケーブルも引かずに出来るのでいいのでは?と、
機材構成など3人(MさんKさん&わたし)でゆるっと検討しました。

用意したもの

  • スマホ4台 / NDI XH Cameraをいれる

  • 強いWiFi回線

  • スマホスタンドと三脚

  • 3~4部屋 / できれば2部屋隣り合わせ

  • 司会者と部屋を開ける係の人を繋ぐ通話アプリ(LINEとか)

  • vMixなどNDI受信ができる配信ソフト(OBSもプラグインを入れればできるようです)

  • (あれば)スイッチャー

NDI XH Cameraの使い方はyokoさんの記事がとてもわかりやすく参考にさせていただきました🙇‍♂️
zoomで受けている箇所をvMixのInput Select → NDI / Desktop Capture で受信すれば映像が現れます👍

部屋構成

部屋1 - ここで試食したりクイズを出したり
部屋2 - 回答部屋A
部屋3 - 回答部屋B
部屋4 - 回答部屋にはいる前の待機部屋(なくてもいい。)

カメラ(スマホ)構成

カメラ1(手持ち) - 扉を開ける係の人がもつ
カメラ2 - 回答部屋Aの様子
カメラ3 - 回答部屋Bの様子
カメラ4 - 回答部屋前の廊下

手持ちスマホ(カメラ1)はミニ三脚にセットしました
スマホ用のスタビライザー持ってる人がいたら借りるもあり✌️

カメラ絵はこんな感じ!

このときはスマホのインカメラを使用しており、アウトカメラの方が広角だったので変更しました(カメラ2.3)
廊下のカメラ(カメラ4)の様子
赤い部屋・青い部屋、どちらを選択するのか見守る用
誰が中にいるかわからないようにするために画用紙を貼っている

作業分担

  • 司会進行 1名

  • 回答部屋に誘導&回答部屋の扉開ける係 1名

  • vMixスイッチング 1名

  • 音声/BGM&スライドめくり 1名

  • スイッチャー操作と結果表の作成 1名

スイッチングと音声は1名に集約でも

機材の構成

「LINEなどで通話」の補足:スマホカメラの音声は会場スピーカーに流れるようにしているため司会者に聞こえます。司会者の声のみ手持ちカメラを持っている人に返すため(進行がわかるように)に用意しています。

本家番組は部屋同士で会話できるようにしているのですが、音がまわってしまいそうだったので、マイクは「手持ちカメラのみ活かし」にしました。

当日の進行

社員は9チームに分かれ、代表者が格付けテストに参加するかたちで開催しました✌️(右側にプロジェクター表示しているものを記載しています。)

  1. 司会から会の説明! - スライド

  2. クイズ出題!- スライド

  3. 代表者が前へ!- スライド

  4. 答えを各々考え移動… - この時は手持ちカメラでも、映像が揺れていたらスライドを表示

  5. 回答者が1人ずつ部屋へ - 廊下と部屋の映像を交互に表示

  6. 全員部屋にはいったら、扉開け係の人が回答発表へ!- 廊下カメラと手持ちカメラ

  7. 扉入る!- 手持ちカメラでインタビュー!スマホのカメラ&マイク優秀!ハズレ部屋も映すとリアクションの差が面白いです。

  8. 正解発表! - スライド

  9. 結果の表示! - スライド(画像)

  10. 部屋1にみんな戻り、次のクイズへ。(4問用意、同率の場合の決勝問題も合わせて5問)

この気遣いがよかった👌

  • スライドの冒頭に、格付け番組がどういうものかの説明

  • 回答部屋の扉を開ける人がフェイントする!(すぐに正解の扉を開けない溜め大事)

  • 正解部屋と不正解部屋を同時に映すことでテンション差がおもしろい

  • 部屋2.3に映像を返すことで「今映っている!」とわかるので良いリアクションをしてくれる(ありがたや!)

などなど参加者の社員のみんなも盛り上げてくれて、運営していて楽しかったです。

そしてほぼひとりで全社員から企画の募集〜準備〜当日の進行をしていたKさんの実行力がすごいかった…!!!(企画以外に全員分の名札や飲食の準備も。)

懸念点があるとすれば…

有線接続ほど映像は滑らかではない(2~3秒ごとに一瞬止まる中継感あり)ので、映像の質感にこだわる場面ではおすすめできないかも。
わたしたちの場合は中継感が逆によい雰囲気を出していました!(隣の部屋なのに違う場所でやってる感がでた。)

終了後も片付けが楽々

スマホ4台の回収のみで、ケーブルも引いてないのでみんながワーっとお酒を飲み出す前に機材を撤収できたのでとてもよかったです。

運用中に、ケーブルに引っかかってカメラを倒しちゃうかも!という不安もなし。

映像の技術を使ってイベントを盛り上げられたことがとても嬉しかった出来事でした。

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