【愛知県江南市】地方政治に関心を持ってみようPJ②-3 「市議会ではどんなことを議論しているの?」
こんにちは。Kenです。
地方政治に関心を持ってみようPJを個人的に始めてみました。画像は江南市のマスコットキャラクターの「藤花ちゃん」です。木曽川の流れと藤の花をイメージにして作成されました。
前回に引き続き市議会ではどんなことを議論しているのかを具体的に見てみたいと思います。
以下は2日目の一般質問の内容です。各議員幅広いテーマの質問をされていてます。こうやって一覧で見てみると、東猴議員は他の方と比較して質問が具体的でスコープを絞って議論されようとしているように思われます。
全てを載せていくことはできないので気になったものをピックアップしていきます。
✔夜勤の家庭の学童保育の申込について
夜勤の家庭は昼間に親がいるので(普通は寝ているだろうが)、昼間勤務や昼夜交代勤務の家庭と比較すると入所の優先度が低くなる。ただ、現時点では待機児童が発生している状況なのでまずは待機児童の解消が必要。その後に夜勤の方のニーズに応える対応になるとのこと。
これは知らなかったです。勤務体系で優先度が変わるというのは違和感ありますよね。夜勤の方の仕事で我々の生活が成り立っていることも多いので、就労が困難にならないように他の要件で優先度を決めるようにして欲しいと思います。
✔布袋駅西の信号のない交差点の安全対策について
交通量が多い交差点で信号機がないのは危険です。事故が起こらないと動かないのかというのも地元の方の切実な意見だと思います。とても大事な議論なんですが、市の職員の方の回答だけでは必要とする「地元の理解」「予算措置」「江南警察署との協議」がどこまで進んでいるかどうか分からないのが残念です。もっと具体的にどうしていくのかの議論をして欲しいと思います。
✔市役所の時間外の空調について
市役所は午後5時以降の残業時には空調を切っているそうです。市役所の空調機がセントラル方式のため一部のエリアだけを冷やすことができない。地球温暖化の観点です。という回答ですが、最近の猛暑を考えると人命にも関わることです。特定の部屋は個別に空調を設置したり、仕事の続きは自宅への持ち帰りができるようにしたりと何か対策を講じているのでしょうか。この回答者の方も職員ですが、ご理解くださいという締め括りで本当にいいんでしょうか、、
✔ふるさと納税について
江南市はふるさと納税で約6,000万円赤字だったそうです。受け入れた税金は約1,200万円ですが、その約半分が経費とのこと。一方、徴収できなかった税金が約2億6,400万円(内、地方交付税として江南市が措置されるのは25%)。
人気がある(名産品がある)地域とそうでない地域の差は切実です。そして「さとふる」などの中間業者に頼らなければいけない実情も問題ですよね。返礼品は3割以下ということなので、約2割は中間業者への手数料や事務手続きにかかっているという。
以上です。