「大野一雄&慶人 元藤燁子 細江英公 2000年」

画像1 これは2000年7月、山形美術館での「細江英公の写真 1950-2000」展のオープニング。山形出身の細江さんが故郷に錦を飾った瞬間。舞踏家・土方巽をモデルに秋田県を中心に撮影された「鎌鼬」など名作が並ぶ前で、二人の盟友である大野一雄さんが舞踏を披露した。
画像2 彼の退場を支える子息の慶人さん、土方巽夫人の元藤さん。細江さんはご健在だが、既に3人がお亡くなりになった。時の流れの無常を感じる。父君の103歳での大往生を思えば、慶人さんの享年81歳は早かった。 「鎌鼬」の撮影地に誕生した鎌鼬美術館(秋田県羽後町)でこのほど、コロナ渦で途絶えていた「鎌鼬の里芸術祭」が2年ぶりに開かれることが決まった。詳細はこれから発表されるが、どんな2021年の表現を目撃できるだろうか。
画像3

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?