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コミュニケーションデザイン知見まとめ

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コミュニケーションデザイン・イラスト・リブランディングなどの知見をまとめていくマガジンです。noteではプロダクトデザイナーを募集しています→https://open.talen…
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#フォント

フォントを“必殺技”にするデザインの作り方

Font College Open Campus(以下:FCOC)は、フォントのことをより身近に感じていただけるよう、毎回さまざまなテーマを基にお話しする無料公開講座です。 今回のテーマは、株式会社NASU代表取締役の前田高志氏による「フォントを“必殺技”にするデザインの作り方」。グラフィックデザインに欠かせないさまざまなギミックを学ぶことを楽しく学べる“デザインの必殺技”カードゲーム「Desig-win(デザウィン)」の中から、知っておくと役に立つ“フォントの必殺技”をご紹

〜理念を可視化するブランドロゴのつくりかた〜 大切なのに意外と知らない開発プロセスとデザインのポイント

毎回さまざまな分野のエキスパートをお招きするFont College Open Campus(以下「FCOC」)。フォントの魅力を再発見するとともに、ブランディングにおけるデザインの力に目を向けていきます。今回はブランディングに欠かせないロゴデザインがテーマです。「〜理念を可視化するブランドロゴのつくりかた〜 大切なのに意外と知らない開発プロセスとデザインのポイント」と題し、たきコーポレーション IGIのアートディレクター 木野村 繁則氏より、ブランドロゴ運用においてついつい

「伝わる」デザインってなんだろう?〈“伝えることば”の考究記〉

どんなお仕事でも、「伝わる」ものをつくるのって難しいですよね。 はじめまして! 科学コミュニケーター/デザイナーとして活動している、山内と申します! ぜひ気軽に“じーにょ”とお呼びください! 皆さんは、資料や企画書、デザイン物などを制作するとき、どのような工夫をされていますか?内容を作り込む、ライティングをがんばる、ビジュアルを整える、効率を重視する……さまざまなこだわりで取り組まれていると思うのですが、最終目標はみんな変わらないはず。 それは、相手へ的確に情報を「伝え

「らしさ」を言葉で語らない――ゆめみがコーポレートフォントをつくった理由(前編)

ゆめみは20周年を迎えるにあたり、リブランディングを行いました。そこでブランドのアイデンティティを象徴するロゴの見直しが行われたことを契機に、独自のフォントの開発に至ります。クライアントワークを中心に展開する企業として、なぜ独自フォントの開発に踏み切ったのか。今回のプロジェクトをリードしたゆめみのブランディングチームに所属するお二人にお話を伺いました。 asakoさん 2019年 株式会社ゆめみに中途入社。UIデザイナー・アートディレクターとしてクライアントワークを担当しな

[Fontworks×Takram]フォントワークス創業30周年、記念ロゴの制作プロセスに迫る

2023年8月、フォントワークスは創業30周年を迎えました。これから一年間、アニバーサリーイヤーとして、30周年を記念したさまざまな取り組みを行っていきます。 まずお披露目させていただきたいのが、30周年記念ロゴです。「もじを通じて、 表現する人の創造をもっとじゆうにする。」というコンセプトのもと、誰でもインタラクティブにデザインできる独自のドローイングシステムから構築し、変化に富んだ遊び心のあるロゴが完成しました。 今回のnoteでは、この30周年記念ロゴの制作過程にフ

CI/VI制作プロセスから見るコーポレートフォント導入タイミングと組織のコミュニケーション 〜デザインコンサルファームMIMIGURIに聞く〜

この記事は連載記事「デザインコンサルファームMIMIGURIに聞く、ブランディングとコーポレートフォント、フォントの未来」の第2回目の記事です。  みなさんは「コーポレートフォント」についてご存じでしょうか。企業のあらゆる経済活動において、一貫した印象を保持するために管理・運用されるフォントをコーポレートフォント(企業制定書体)と呼びます。 前回は、理想的な組織やチームの在り方、そしてブランドに対するMIMIGURIさんの考え方を通して、コーポレート・アイデンティティ/ビ