【読書】「君の悲しみが美しいから 僕は手紙を書いた」若松 英輔(著)
気鋭の思想家があなたに送る11 通の手紙。
購入してから約2年の月日が過ぎていた。その間に色々な経験を経たので、本への想いも十分に熟していたように思う。実は、この本は2日前に手に取ったばかり。その時はページのほとんどが未読のままだった。
読書は、読み手が持つ時期に左右されることも少なくない。今の自分がどんな本を選ぶかは、読み手の心理状態、経験、生活にも大きく影響を受ける。
悲しみは誰のこころにも宿る。
だがわたしたちにとって大切なこころの痛みに目を向けない人は案外多い。