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収録カード解説②【V-RMAN'S CARD GAME 02】

前回はレベル1のユニットとレベル2のユニットを解説しました。
ある程度似た効果を持ったユニットが複数あるので取捨選択をしていくことになるという内容でした。
本記事では残りのレベル3・レベル4ユニットを解説していきます。
レベル3・レベル4ユニットはデッキコンセプトを担う存在です。
少し話はそれますが、
デッキを構築する場合には使いたいレベル3・レベル4ユニットをまず決めてしまって、それらをサポートするレベル1・レベル2ユニットおよびスペルを揃えていくと構築しやすいです。

さて、レベル3ユニットは17種類、レベル4ユニットは10種類います。
個別に解説していくと記事が長くなるので、今回もユニット効果でまとめて紹介します。
レベル3・レベル4ユニットは複数の効果を持つユニットが多いので
複数回紹介するユニットも存在します。

レベル3

・パワーを操作するユニット画像1

バトルに直接かかわる数値を操作するユニット群
自身のパワーを増やす、隣のユニットのパワーを増やす、正面のユニットのパワーを減らすなどあるので効果対象に注意しましょう
まず特筆すべきは「『鉄槌公』ベルリヒンゲン
召喚時に他の自ユニットのパワーを増やす効果、攻撃時に正面のユニットのパワーを減らす効果、破壊された時に他の自ユニットのパワーを増やす効果と、3つのパワー操作効果を持ちます
自身のパワーは低いものの攻撃時効果と被破壊時効果により攻守優秀、
種族指定もないためどのデッキにも採用することができます
次に6種類中3種類のユニットが所持している効果として
”貫通効果”があります
”貫通効果”とは勝利時効果により相手に1ダメージを与える効果の俗称です
このゲームは先に5ダメージを与えたプレーヤーが勝つゲームなのですが
どんなに低いパワーのユニットでも場にいるだけでダメージは入らない
そんな”壁”を打破する力を持つのが”貫通効果”です
実質2回攻撃しているようなもの…?
以上、パワーで場を制圧するタイプのユニット群でした

・相手ユニットを効果で破壊または手札に戻すユニット画像2

これらは相手ユニットを効果で処理して直接ダメージをあたえることができるユニット群
相手ユニットのレベルやパワーによっては発動できない場合もあるので注意
4種類中3種類が召喚条件に自分の場のユニット破壊があるため、何も考えずに展開すると自分の場に穴をあけてしまうことにも注意
”手札に戻す”効果は相手の被破壊時効果を使わせない点で優秀であるが、
次のターンに戻したユニットが高確率で再召喚される
先述の”貫通効果”と同様に実質2回攻撃とも捉えることができるが、
”貫通効果”とは異なりウォールの有無に左右されずダメージを与えることができる

・ドロー効果または墓地回収効果を持つユニット画像3

手札補充ができるユニット群
ドローと回収を一緒に紹介するとか炎上案件では(笑)
最も確実なのは「吹きすさぶ大精霊」、最も効率が良いのは「序列の二十一 フォルファクス」
「序列の二十一 フォルファクス」は自身の召喚時効果によりウォール含めて2枚手札が増えるが、ウォールがないとそもそも召喚ができない
常時効果として種族メタ効果を持つ点も面白い
「哨戒する剣竜類」は被破壊時効果に後続の”壁”を生み出す効果を持つため、”壁”役としても優秀

・天使種族ユニット画像4

レベル3であっても天使種族ユニットはメタカードである
「公正の司天 ザドキエル」は主に”貫通効果”ダメージを防ぐユニット
”貫通効果”ダメージはゲーム終盤のダメージ計算を狂わせる要因であるため、場にいることで安定して戦える
逆に”貫通効果”ダメージを狙っているときに召喚されると絶望…
「如神の司天 ミカエル」は自分のユニット破壊を制限するユニット
破壊できないのは自分のユニットのみであるため、相手の破壊効果に対する破壊耐性を付与するわけではないことに注意
自分のユニットを破壊して場を展開する”水棲”や”ドラゴン”に対する強力なメタカードとなる
※メタカード:特定のデッキやカードへの対策となるカードのこと(参照:遊戯王カードWiki)

https://yugioh-wiki.net/index.php?%A5%E1%A5%BF%A5%AB%A1%BC%A5%C9

以下より、どこにも分類できない独自の効果を持っているレベル3ユニットを2種類解説します

・序列の五十八 アウナス画像5

「序列の五十八 アウナス」には独自の効果が2つあります
まずは、デッキの上から5枚を確認して好きな順番で戻す効果
前回の記事で紹介した「ランプの精」より2枚多いですね
さらに常時効果として”悪魔”ユニットの召喚時効果を発動させない効果
”悪魔”ユニットの召喚時効果はウォールの破壊または墓地送りという基本的にはデメリット効果であるため、”悪魔”ユニットの大量展開を狙うなら必要な効果となる

・強襲する合成獣画像6

レベル3ユニット最後にご紹介するのは「強襲する合成獣」です
このユニットは特殊な運用が必要であり、場か手札の種族の異なるユニットを複数体破壊しなければ召喚できません
さらに自身の勝利時効果を使う場合、4種類4体ものユニットを破壊する必要があります
「警戒するアルマジロ」や「飛翔するクエレブレ」の効果で1体分を補うことは可能であり、特に「警戒するアルマジロ」は相性が良い
なるべく被破壊時効果を持っているユニットを素材にしよう
ただし、そこまでして得られる効果は”貫通効果”であり主力として扱うには現時点では厳しい

続いてレベル4ユニットですが…

なんとここまでで2000文字を越えてしまいました!
レベル4ユニットについては次回の記事にて解説していきます
まさか「収録カード解説③【V-RMAN'S CARD GAME 02】」へと続くことになろうとは…

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